\時間のある方だけどうぞ/
最初に言うが、完全に素人目線である。
でもだからこそ面白い。
尚、作品をリスペクトした上での企画である。
ゴジラ-1.0では、敷島や、彼を取り巻く人々の熱い演技が収められているが、
その中でも個人的に、
演技が光った、技アリの場面を一つ。
別の演技でも良かったのでは?と感じた、技ナシの場面を一つ。
それぞれピックアップしてみた。
役者の問題か、台本の問題か、それはさておき、
一視聴者として、フレームを通して見たものを元にピックアップしている。
ゴジラ-1.0は素晴らしい作品である。
まず…技ナシ(汗)
前置:戦争を忘れ新しい人生に思いを向け始めた矢先、敷島はゴジラの襲来で典子を亡くし、喪失感にさいなまれる。ふらりと移動した部屋には、橘から渡された写真があり、写真の男たちは「俺たちを見殺しにしたお前に、幸せな日常をつかむ権利はない」とでも言われているかのような視線を感じる…
そこでこの演技
敷島「許しちゃくれないっ…て訳ですか…」
「俺がバカな夢みたせいだ…」
(以下は心の声)
わざわざセリフ言わなくても…
胸を抑えたり、嗚咽入れたり、顔をしかめたりでも、
直前のカットが生きて…(以下略)。
次いで…技アリ(輝)
前置:ゴジラの駆除に成功して帰還した敷島。自暴自棄になったり、生きて帰らぬ覚悟で明子を託したりもしたが、無事、典子やみんなの仇を打ち、生きて帰ることができた。そこへ澄子が駆け寄り、届いた電報を渡す。電報の内容は、死んだと思っていた典子が生きていたことを告げるものだった…
そこでこの演技
澄子(言葉にできない気持ちをこらえた表情で
無言で敷島の胸を一度、二度、たたいて諌める)
見ている人がいろんな思いを汲み取れる、この演技は素晴らしい。
「生きてなきゃ、会えないとこだったじゃない…ばか…」
とか、そういうニュアンスの演技だろうか?
セリフがなくても深いものが伝わってくる。
ところで、
こんなセリフのない演技は考察しがいがある。
この無言の演技にセリフをあてよう〜
などという遊びもできるかもしれない。
…大喜利が始まりそうだが。
ゴジラ-1.0は素晴らしい作品である。
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