朝から並ばないと買えない西宮市「ミッシェルバッハ」のクッキーローゼ | じきの食歴

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以前は予約半年待ちまでとなり、現在は朝から購入の列に並ばないと買えない、兵庫夙川の洋菓子店「ミッシェルバッハ」のクッキーローゼ。
元々、宝塚のタカラジェンヌ達の差し入れとして好まれているとのことで話題となり、現在は1人2箱まで限定で当日販売(整理券があると5個まで購入可能だが7時ぐらいから並ばないといけないらしい)されているが、開店前から長蛇の列となり開店前には売り切れとなることも多いという中々お目にかかれないもの。
今回は、GWの連休間の平日の雨中、開店15分前で店の前から建物横の階段を2階まで折り返しで並んでて、50人ぐらいの列となっていた。
店主の須波宏晋パティシエは2代目。27歳で渡仏し「サダハル・アオキ」で2年間修業した後、父の代からつづく店を継いた方。
ちなみに、友達で茗荷谷のレセンシェルのオーナーパティシエをされている牛島源希さんと同期だった方。
当日は小雨の中、傘もささずに店頭にならぶ客の誘導をされているのが印象的だった。
並んでいると前の人から列を並ぶ際の注意書きがまわってくるのだが、その内容や、転売に関する注意事項等、真面目で正義感の強い方なんだろうなと推し量れる。
今回は、クッキーローゼ2箱と、シトロン(レモンクリームのエクレア)を購入。
クッキーローゼは、バニラとチョコレートのクッキーがそれぞれ9枚入っている。
ケースはと透明なプラスチック製で、中に綺麗に詰められたクッキーが見て取れる。
クッキー生地事体は、それほど甘さは無く、サックりした食感も上品だ。
また、上の乗せられているジャムとチョコレートも甘さと分量が実に良い。
最初クッキー部分の旨さが広がり、その後、全体が口の中で混ぜ合わされ一体化する。
エクレアは、駅のベンチですぐにいただいたが、こちらもシュー生地のさっくり感も良く、中の酸味のあるクリームの加減も良かった。
次回立ち寄ることがあれば、他のケーキも色々といただいてみよう。

 

 

 

ミッシェルバッハ洋菓子 / 夙川駅苦楽園口駅さくら夙川駅
テイクアウト総合点★★★★ 4.0