行くべし「東京ラーメンショー」 | じきの食歴

じきの食歴

世の中には、美味しいいもので溢れている。
そんな美味なる料理やお酒の記録を食の歴史として記しておこう

久しぶりに東京ラーメンショーへ。
今回は、先日書籍紹介した「ヒールをぬいでラーメンを」の栗山圭介さん、平日の昼のみ1日20食のみといった冷やし中華の専門店HiyaChuのみうらなおこさんとご一緒させていただき、会場の大崎さんとラーメン食べながら色々な話ができた。

いやー、参加店のレベルが皆一様にレベルアップしていたのに驚いた。
何度か参加してノウハウを蓄えたお店、新規参加で地方の威信を背負っての参加等、それぞれが切磋琢磨し、味だけではなく、提供するためのオペレーション等も改善されていることに感心した。
今回は不運にも金曜の豪雨の関係でTV放送の取材が中止となり、メディアへの露出が少なかったそうだ。
そのため参加者が通常よりも少なかったとのことだが、提供オペレーションの改善等も相まって、日曜の15時過ぎであっても、列もそれほど長くなく、短い所だと数分でラーメンを受け取ることができ、一番長い所でも30分ぐらいでラーメンを受け取ることができるぐらいだった。
これぐらいの長さだと、都内のそれなりの行列店より待たされることが無く、逆に短時間で連食することとなり、お腹が空く暇が無いぐらいだ(笑)

ちなみに、今回食べたラーメンは、下記のもの。

【石川】濃厚味噌「炎・炙」肉盛そば~金沢天然醸造味噌2019ver~
金沢麺達兼六会
昨年2位だったお店がさらにブラッシュアップ。濃厚で旨い!味噌の風味も丁度良く、昨年2位というのがうなずける味。けど、炙り肉の油が多いので、後半で食べるにはちょっと辛いかもしれない。

【京都】神様の中華そばRトロっ旨っちゃあしゅうめん
京都祇園らぁ~めん京
とても上品なスープ。あご出汁をベースに、味醂を加えているのだろうか、京風の甘さがある。
チャーシューも旨かったが、ノーマルでの注文だと少々量が物足りないので、トッピング追加したほうがいいかもしれない。

【新潟】極上淡麗 貝だし潮ラーメン
麺家太威
磯の香りがたっぷりの塩ラーメン。塩には、藻塩を使っているそうで、アサリの澄まし汁のようなスープは、他のラーメン屋に負けないようにか、強めの塩味となっている。
飲みすぎた後にでも食べたくなるラーメン(笑)

【コラボ】鴨出汁ワンタンメン
魂麺×ら~麺あけどや
鴨で取ったという出汁は、通常の鶏と比べて旨みが強く生姜の風味がまた良い。また具材にも鴨がたっぷり使用されており鴨肉入りのミニワンタンが3つに、鴨のチャーシューが2枚入っていた。
自分はこれに鴨の肉団子(3つ)を200円で追加。
肉団子は、少々パサパサしていたのが残念だが、トータルで見ると旨いラーメンだった。

【京都】京鴨ノドグロ煮干しそば
拳ラーメン
ノドグロと鴨から取ったスープは、パンチがありながらも上品だ。実に滋味深いスープにををっと唸ってしまう。
チャーシューには鹿肉を使っているのだが、これは環境問題に取り組んでのことらしい。だが、この鹿肉のチャーシューが、鴨をベースとしたスープに実にマッチしていた。

あと会場の様子だが、今回は人も少な目だったからか、2,3名なら探せばテント内ですぐに席を見つけることができるぐらいだった。
ステージでは、ラーメンとは関係ないイベントを開催することにより、色々な相乗効果を狙ったりしているそうだが、アイドルのステージには、ファンだと思われる人達が群がっていた。
ちなみに会場には子供連れが多く、子供たちはマスコットキャラクターの「なるとちゃん」に群がり、大人は氣志團風の真っ赤な特攻服姿の蒙古タンメン中本の白根社長に群がるといった感じだった(笑)

※10/30(水)からの2部も色々と興味深いラーメンあるんで、11/3か4辺りで再訪予定です。