恋は盲目と言うように、付き合っている時は見えていなかった(あるいは見ないようにしていた)相手の人間性が、別れて冷静になるとよく見えてきてしまいますね。
彼の対人関係における人間性は例えるなら野良猫に餌をあげるタイプ、です。
気まぐれに見かけた野良猫に餌をあげじゃれついてくるのを楽しみますがその猫に対して責任を負う気は一切なく、ただ餌をあげ一時的に懐かれるのを味わいたいだけです。哀れにも「餌をくれた!この人に着いて行ったら幸せに暮らせるかも」と思いついて行こうとした猫は拒絶されます。
誰に対してもその場限りにいい顔をしてまるで気があるかのような言葉まで囁きますが、その実真剣に相手との関係などは考えてなどおらず、真剣に考えていた相手との摩擦でよく諍いが起きます。そして諍いが起こった時に絶対に自分が悪いとは思わないのです。「相手に合わせて優しくしてあげたのに、突然相手が豹変した」というのが彼の主張です。相手のための優しさではなく自分が良く見られたいがための行動なのが相手に見抜かれていることが分かっていない。いい人、優しい人に見られることに必死で本気で相手のことを思った行動などしていない。結局自分が他人からどう思われるかしか考えておらず相手その人自身のことはなにも見ていないのです。
私はそれを見抜くのに時間がかかりすぎました。彼の行動は私への愛情ではなく私を通した自己愛でした。これを糧として次はちゃんと相手と向き合えるような人と関係を築きたいです。