※ 積極財政派の恥さらしどもが、給付政策をやると雇用がおかしくなるみたいなことを言い出したようなので、再掲しておきます
☆ 現金給付と消費税廃止は、マクロ経済的にはほぼ同じ性質を持つ
日本国民1.2億人で消費をしない人々というのは殆どいないでしょう。
ここの消費に等しく同じ税率をかけるのが消費税。
同様に、日本国民1.2億人に等しく同じ金額を配るのが給付政策。
最近だと、私の場合税金で溶けた人頭給付・10万円がコレに相当します。
つまり、現金給付と消費税はコインの表裏といっていい関係にある。
人頭税と人頭給付と言えばわかりやすいでしょう。
で、消費税廃止なる人頭給付をやると、雇用がオカシクなるのですか?
だとしたら、消費税廃止も批判しないと整合しません。
以下、人頭給付をやると民間が賃下げをやるというバカな論説への批判です。
いや、本当にバカが跋扈するのはネオリベと緊縮だけにしてくれないかな??
DJ Jazzy Jeff
【 引用開始 】
ベーシックインカムを本当に望んでいるのは誰か?
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12602843909.html
『BIの分だけ収入減になる』
ベーシックインカムに賛同する皆さんは、仮に5万円のBIなら、毎月20万円の給与が、25万円に増えると思っているでしょうが、実際は逆です。今20万円の報酬が、5万円のBI分を引いた15万円に綺麗に減るのです。報酬減を法令で規制しても、雇用主は、あの手この手で報酬を削減します。新自由主義=ネオリベの恐ろしいのは、徐々に社会を改革する点です。
【 引用終了 】
① 消費税は収入の有無、多寡に依存しない
② 消費税分だけ可処分所得が減る
③ 現金給付は消費税と真逆の性質を持つ
③ は絶対に成立するので ① ② は以下のようになります。
④ 現金給付は収入の有無、多寡に依存しない
⑤ 現金給付分だけ可処分所得が増える
雇用主が現金給付分をどのように知るのか定かではないが、仮に、全員の給付額をカンペキに把握できて、その分だけ給料を減らすというなら、法律で厳罰化すればいいだけのこと。この考え方は消費税廃止でも成立する。
消費税を廃止したからといって、
雇用主は従業員の賃金を減らすのか?
コイツの理屈でいくと、消費税減税、廃止でも、
雇用主は減税分だけ従業員の給料を減らします。
なぜなら、
③ 現金給付は消費税と真逆の性質を持つ
これは絶対だからです。
Q.E.D.
補強資料 【 視聴者さまより 】
●賃下げの原因とは?
①内需低迷により売上が落ち込み採算性が悪化している
②消費税や社保税などの粗利コスト税の増加
③セーフティネットがなく、ブラック企業で働かざるを得ない社会環境
以上の三点が考えられます。
日本はこの三悪条件が全て揃っています。
●ベーシックインカムの効果
財政拡大策の一環としてBIを行う場合、
①については消費需用の拡大により、企業の採算性は改善される方向になるでしょう。
③については、BIがセーフティネットになればブラック企業で働く理由はなくなります。
また、労働搾取についてはBIに関係なく生じますが、この点については法人税に累進性を持たせるなど法律で再配分させる手が考えられます。よって、BI導入により、内需拡大とセーフティネットにより、企業は人員確保の為に賃上げせざるを得なくなるでしょう。
●ベーシックインカムの懸念材料
問題は②の消費税や社保税などの税制の部分です。
②はカネの流れが一方通行となり再配分を阻害する要因です。
これが残されると、BIを行っても格差と貧困が改善されないでしょう。
例えば、消費税が残ると大企業と中小企業との事業格差および官民格差が改善されません。
また、社会保険が残ると世代間格差および官民格差が改善されません。
特に、竹中平蔵の場合は、
②を財源にしますから、BIがマッチポンプとなり、反って貧困が増えるだけです。
●消費税と社会保険を止めて積極財政策とBIを導入する
保険方式は医療介護年金を民間に財源負担させることで中小企業の経営や家庭の資金繰りが圧迫されて内需拡大に繋がりません。また、政府の横領によりネズミ講に堕落しまい若者がどんどん搾取され貧困化していくだけです。
従って、このまま保険方式を続けていけば何れ日本は沈没する運命です。
これを打開するには
社会保障の部分に財政拡大策を投入しBIを導入すべきです。
(A)医療と介護については、財政投資を行い、国民負担を軽減する(社会保険税を撤廃と見直し)
(B)年金制度については、若者からカネを吸い上げる年金保険方式を止めてBIに統一する
基本的には保険方式から
積極BIに切り替えることで若者に再配分する社会保障制度を再構築することです。
Run-D.M.C.
Jam Master Jay Intro - 9/25/1984 - Capitol Theatre (Official)