交渉が大詰めに来てからやっと甘利大臣の奮闘ぶりが見えるようになってきた。その結果、「ぐろーばる資本」の必殺アイテムのはずの「ラチェット条項」も「ISDS条項」もいったい何だったのかということになったのである。
当ブログでも聞きかじりでいろんなことを書いてきたが、「百の言葉より一つの結果」を重視する安倍政権は粘り強い交渉の結果その不安を吹き飛ばしてしまった。民主党政権の負の遺産だったTPP交渉で、戦勝国アメリカに「勝った」といってもいいくらいの結果を残した。
TPP骨抜き論を破壊します
http://ameblo.jp/ziita1130/entry-12190596715.html
【独断蛮行】安倍ちゃんが墓参り 「TPPの批准に全力尽くす」【朝刊進撃】
http://ameblo.jp/shingekinosyomin/entry-12190406223.html
28. TPP骨抜き論を破壊します
>thekさん
こんばんは。
世にあるすべての骨抜き論に対し、一つ一つ破壊するのは不可能に近いです。
① 自民党が守ると言った農産品の関税
② ISDSによるグローバル企業による規制改革
この二つが守れてない証拠を、一時ソースを基に突き付けてるのが私です。
① は加盟国が関税を引き上げることが出来ず、
長期にわたり、最終的にはゼロにすることが原則となってること。
② は第25章にあるTPP委員会による規制管理。
総て主観を省いた事実。
どこが骨抜きにされてるのでしょう?
私は論点をこれに絞ってますが、有効な反論や資料が皆無です。
つまり、あなたが骨抜き論がデタラメであることを認めてしまってることになりますが、不勉強とおっしゃるのでしたら、勉強されてる方に、①② が ” 大丈夫問題ない ”と、私たちを説得してください。
納得出来たらTPP反対を主張する事をやめます。
ジータ 2016-08-17 23:31:34
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ISDSじゃないと言ってるのに・・・。強情な人だ。
15. Re:TPP協定 第25章 規制の整合性
>ジータさん
ご指摘ありがとう御座います。ご無沙汰しておりますww
偽者のゴタゴタで煩わしいとは思いますが、よろしくお願いいたします。
さて、25章というかISDSについては僕としては異なる見解です。(解釈が間違っていたらすいません。)
ISDSは確かにコヒーレンス(一貫性)で、各国の法律を一貫させる規定なのでしょうが、ここで重要になるのは「何に一貫させるか」だと思います。
普通に考えるとこれって「TPPの他の条文」に一貫させるということだと思います。TPPは貿易協定そのものですから、ここで規定されたことは批准国は守らなければならないという事になり、それを論拠にグローバル企業は訴訟を起こすんでしょう。
逆にTPP内で対象外と規定された項目を保護したからと言って、
訴えられて負けると言うことは無いんじゃないでしょうか。
論拠となる条文がないですから。
つまりISDSとは条約の強制力であり罰則規定で、
それ単体ではなく条約そのものの内容に依存して危険性が変わるものだと思います。
もしそうではなく、条文と無関係にISDSそのものが脅威になるのでしたら、日本がすでに締結している29条約のISDSによって日本は既に亡国と化しているのではないでしょうか?(29条約というのは1※で挙げたスレの受け売りですwwすいませんww)
ついでに言うと日本ってISDSの有無に関係なく協定を守ろうとしてしまう律儀な国民性なので、ISDSの有無は脅威とあんまり関係ないんじゃないかと思います。
そういうわけで25章そのものは※1に対する反論としては不適当だと思います。(生意気言うようで申し訳ありません)結局他の条文での反論が必要になりますので。
ですので、条文公開前の「保険が危ない」などの状態でそれを強制的に守らされるとかでしたら脅威になりますが、そうではなく、もし※1のスレのように既に批准しているWTOレベルの協定に対する強制力の行使というだけであるのなら、問題にはならないんじゃないかと思います。
僕自身は正直全く大した知識も持っていないので、
※1の条文についての理解も穴だらけだとは思います。
ですので25章以外にも、その穴を付くような形で議論を深めて頂ければと思います。
以上、よろしくお願いいたします。
thek 2016-08-15 23:28:43
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ISDSじゃないと言ってるのに、ISDSの話をしたがるのは、TPP推進カルトの特徴の一つです。
22. 裁判じゃなくてTPP委員会に管理される
>thek さん
おはようございます。
かなり長い返答を頂きましたが、とりあえず、TPP協定の第25章について、専門家の関岡氏が解説してる動画がありますから、それをご覧になってから、骨抜きとか大丈夫とか Living Agreement とか FTAAP とか、そういうネタを出してください。
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1/3【討論!】ここが危ない!TPP[桜H28/3/5]
https://youtu.be/7Z7-zmBz3IM?t=18m
関岡氏の18分頃からの解説。
日本の外務省と米国のUSTRみたいな所が規制問題について話し合い、これを、TPP委員会なる上位機関に報告し、構造改革・規制緩和について管理されるかのような、とんでもないモノが入ってるとの事。これはTPP固有のモノであり、他の自由貿易協定でも無い概念らしいです。
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・・・。
それから農産品の関税は再協議でゼロにされる可能性もありますので、全然守れてませんよ。
聖域だか性逝きだかしりませんが、全部ダメダメです。
こんなモノは百害あって一利なし。
”TPPなんて大したことはない”
こんなの今を生きる人間が無責任に使っていい言葉ではない。
ジータ 2016-08-16 06:55:02
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ここが議論の始まりです。
1. TPPについては異論があります
ちょっとお待ちください。
他の件はともかくTPPに関しては今の条件なら締結したほうがいいと思っております。
というのも十分な骨抜きが行われているからです。
元々条文開示前に問題視されていた非関税障壁に関しては全て対象外となっており、関税に関しても農業は対象外となっています。現に三橋先生なんかも開示前はあれほど重視されていた非関税障壁について、開示後には触れておられません。一番重要な項目なんだから真っ先に触れるべき話題のはずなのに、です。
勿論、それでも参加する意味なんて無い、とお考えの方もいるかと思いますが、実はそうではありません。
これはかつてMGRブログ様で挙げられたのですが、Living Agreementという概念があり、最悪骨抜き前のTPPが世界基準として批准国以外にも自動的に適用される可能性があったわけです。そう考えると単なる不参加では不十分で、参加した上で骨抜きにする事が必須だったと言えると思います。
ご参考までに、該当ブログです。
http://mgr-blog.jugem.jp/?eid=394
それと、TPPの内容についてはこちらが分かりやすいんじゃないかと思います。
彡(゚)(゚)で学ぶTPP
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5084112.html
以上、よろしくお願いします。
thek 2016-08-15 08:35:50
10. TPP協定 第25章 規制の整合性
>thekさん
お久しぶりです。
メガブロでは何度か交流があったと存じます。
>というのも十分な骨抜きが行われているからです。
甘いと思いますよ。
ISDSが騒ぎになったのはご存知かと思います。
それを踏まえて、
『 TPP協定第25章 規制の整合性 』
をご覧下さい。
完全に形を変えたISDSとなっており、全く骨抜きにされてません。
コメント欄では狭すぎるので、拙ブログエントリーをご紹介します。
TPP協定・25章 規制の整合性 2016-03-06 19:30:00
http://ameblo.jp/ziita1130/entry-12136266016.html
コヒーレンス( Coherence )というのは整合性というより一貫性に近く、TPP加盟国の貿易ルールを一貫させていく仕組み。国内法を統一する仕組と解釈するのが妥当でしょう。つまりISDSでやろうとしてたことが、裁判じゃなくてコレになったというだけで、TPP協定の危険性は一層増したというのが、私の見解です。
いいですか?
加盟国の国内法を整合させる、一貫させる条文という事です。
( 抜粋 )
・・・。
>そう考えると単なる不参加では不十分で、
>参加した上で骨抜きにする事が必須
骨抜きされてませんので、上記主張は不成立です。
ジータ 2016-08-15 17:31:34
こんな戯言を言わせてるようじゃ、全然ダメですよ・・・。
『 カルト相手は疲れるぜまったく・・・ 』
菅、野田政権の負の置き土産だったTPPを、最終的にはアメリカの次期大統領が自国に不利だと明言するところまで持ってきた安倍総理、甘利大臣をはじめとする交渉に関わった人たちに敬意を表したい。
NAFTA・TPP・中国 トランプ新政権、まずは通商政策を刷新
http://www.cnn.co.jp/usa/35092275.html
ワシントン(CNN) 米次期大統領ドナルド・トランプ氏は来年1月20日の就任当日から、米国の通商政策の刷新に着手する考えであることが16日までに分かった。CNNは、政権移行チームが政策の主要5原則について起草した文書を入手した。
文書はトランプ大統領就任から200日までの通商政策の骨子についてまとめたもので、北米自由貿易協定(NAFTA)からの撤退または再交渉など、トランプ氏が選挙運動中に打ち出した公約に基づく重点課題に照準を当てている。
ただしこの文書の内容は「論議のみを目的とする」と明記され、就任までに大幅に変わる可能性もあると記されている。それでも移行チームが公約をもとに、トランプ政権の青写真として描いた政策の内容が明らかになった。
「トランプ氏の通商計画では、共和、民主両党のグローバル主義者と決別する」と文書では明記。「トランプ政権は長年にわたった融和的な通商政策を覆す。新しい貿易協定は、米国の労働者と企業の利益を第一とすることを前提に交渉を行う」とした。
200日計画は主要5原則を柱として、製造業の雇用については別立ての柱を掲げる。まず第1にNAFTAからの撤退または再交渉を挙げ、第2に環太平洋経済連携協定(TPP)の阻止、第3に「不公平な輸入」の停止、第4に「不公平な貿易慣行」の停止、第5に二国間貿易協定の追求を据えた。
「トランプ氏の通商計画では、共和、民主両党のグローバル主義者と決別する」と文書では明記。
グローバル主義者と決別する
グローバル主義者と決別する
グローバル主義者と決別する
文字は読めますね?
甘利がTPP交渉で頑張ったからとかじゃなくて、NAFTAを含む行き過ぎたグローバリズムとの決別をするという、トランプの米国第一という公約が支持され、その一つとしてTPP脱退があるわけです。
本当に幸せ者だよ、安倍カルトは・・・。
朝だから緩めで爽やかなバラードで。
K-Ci & JoJo 『 All My Life 』
(Cover) By SemMusic