いやはや昨日はやり過ぎてしまった。
抗がん剤の副作用が治まったのをいいことに、畑へ繰り出して耕耘機を始動。
途中何度かブラックアウト寸前になりつつも、クソ意地を張って空いていた一角を耕し、畝(うね)を起こし、種蒔きまで完遂してしまったのだ。
大丈夫だろうと高を括っていたが、夜になって頭痛、倦怠感、フラつきが始まり完全にダウン。
入院中に衝動買いした、イワタニの炉端焼き器「炙りやⅡ」のお披露目パーティーも十分に楽しむことができなかった。
こうなるともう過信、盲信というレベルでなく、単純にバカという話になるのだろうか。
抗がん剤に対して果敢にアタックする自分がカッコいいと思い込むような子どもっぽさが、オレにはあるのだ。
ナチュラルに体調が悪い時は回復に努め、体調が良い時はその良さを楽しめるような余裕のある大人になりたいものだ。
今朝は刺激的な始まり。
朝食のトーストを焼いていると、向かいの小学校解体現場から怒号が飛び交い思わず聞き入る。
どうやらクレーン車のオペレーターと現場の息が合わず、年配作業員が苛立っている模様。
「おい、下げ過ぎだろうが!もうちょっと上げえや!」
「ウィーン」
「アホウ!どこまで上げとるだいや!見えんだかいや!もうちょっと下げえや!」
「ウィーン」
「おい、わざとか?お前わざとやっとるんか?」
「ウィーン」
「えー加減にせえよ。お前ちょっと降りて来い!」
「うるせえ!ストップくらい言えやジジイ!」
怒鳴られ過ぎて現場の指示を素直に受け入れられなくなったのか、それとも微調整が難しいのか、過剰にクレーンを上げ下げし続けるオペレーターと、堪忍袋の尾が切れて罵詈雑言を浴びせ続ける年配職人。
防音膜に遮られて中の様子をうかがうことは出来なかったが、よくもまあそんなに汚い言葉が澱みなく吐き続けられるものだと感心した。
まあこういう危険を伴う職場では、綺麗事では済まない場面もあるのだろう。
せいぜい事故のないようお願いします。
ちなみに我が家と小学校は、道路を挟んで6〜7mくらいの距離。
2階の窓を開ければそのまま授業参観ができるくらい近接しているので、日中は重機が行き交い安眠もクソもない状況である。
服を着替えて外に出ると、朝方の雨は上がっていた。
種蒔きをした後なので、まさにナイスタイミングの雨。昨夜の絶不調を忘れ、「がんばってよかった」という思いに気持ちが傾く。
畑といえば、昨日の帰りに見た里芋ゾーンがすごいことになっていた。
