大阪北部地震、大変揺れました | 還暦を過ぎたトリトンのブログ

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でも新人類より年上で…
昭和30年代生まれの価値観にこだはります

 

 今朝7時58分には、運送会社の早朝アルバイトで、宅配の荷物を各車に積み込み中でございました。場所は伊丹市北部で、川西市と殆ど接してゐる辺りですが、兵庫県でも大阪府(豊中市)と隣接致しをります。

 

 

 震源地として地図で×印が点けられてゐる大阪北部の、すぐ西側に当たる地域ですので、それはそれは揺れました。

 

 当初、余りに車が左右にゆさゆさと揺れるので、またアルバイトの同僚たちが私を脅かそうと、悪戯してゐるのかと思つてをりました。そのうちに、バラック造りの営業所の壁や屋根がミシミシと音を立て始め、車内では立てぬほどの状態になりましたため、すぐにヘルメットを被り、荷物を容れる金網状の台車内へ避難致しました。

 

 21年前の悪夢、阪神淡路大震災を現在の自宅マンション8回で被つた経験がございますので、怖いといふ感覚はさほど無く、落ち着いて揺れの収まりを待つことが出来たやうに思ひます。

 大震災の時は、下から衝き上げる上下の揺れが強かつたのを体で記憶致しをりますが、今朝は横揺れのみに終始したせいでもございます。それでも、足許から揺らされる感覚といふものは人を極度の不安に陥れる効果がございますね。

 

 それから1時間後、自転車で10分ほどの自宅マンションに帰宅致しました。

 案の定、妻の話では8階の横揺れはシェイカーで振られるほど凄いものだつたやうです。食器棚から多数の陶器や硝子食器が落下して散乱してをりました。

 私の寝室(に名を借りた物置)では棚が横倒しとなつてをり、恰度、いつも私が横たわつてゐる蒲団の上に、梱包した本類や、家族に内緒の麦酒やウイスキーの瓶が散乱致しをりました。中身が無事だつたのは天佑神助と言へるでせう。

 もし今日アルバイトに出勤致しをらねば、怪我をしてゐたやも知れません。本来なれば写真でご紹介致したき処なれど、恥づかしいので断念致しました。ご想像頂ければと存じます。

 

 皆様からもお見舞ひや安否確認のブログやメッセージを賜はりまして、心より感謝申し上げますと共に、この「地震列島」日本に住む限りは決して他人事ではないことを肝に銘じて頂ければと存じ上げます。

 それでは余震が起こらぬことを祈りつつ、現状報告とさせて頂きます。

 

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