豊田記代さんのお店 | 還暦を過ぎたトリトンのブログ

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団塊世代よりも年下で、
でも新人類より年上で…
昭和30年代生まれの価値観にこだはります

 いま街の活性化に最も大きく貢献してゐるのが、無料で宅配されたり、街頭で配布されるクーポン誌ではないでせうか。それまで一度も行つたことのない店舗でも、写真で美味しそうな料理の紹介を見れば「今夜は家族で外食にしようか」などと、文字通り食指が動くといふものです。



 今日の話題「焼肉・ホルモン いこら」といふ店を私が知つたのは、一昨年秋、仕事場の郵便ポストに入つてゐたそんな一冊のクーポン誌でした。店の紹介の横に小さな文字で「店長は元女子プロレスラー/コンバット豊田」と書いてあるのを目ざとく見つけ、すぐに足を運んだのであります。
 まさか尼崎市の小さな街「立花」に、プロレスを引退した彼女が店を開いてくださるなどとは夢にも思ひませんでした。
 もう20年も前になりますか、FMWといふ大仁田厚選手が築いたプロレス団体の興行を私は神戸で観戦したことがありました。当時、コンバット豊田選手はそのFMW女子世界チャンピオンだつたと記憶してをります(写真下参照)。美しく可憐な工藤めぐみ選手に対し、豊田選手は体も大きく強面で力強い、まさにベビーフェイスとヒールの好対称をなしてをりました。この二人の電流デスマッチは一世を風靡したものでした。Youtubeでこの試合は見る事ができますので、読者の皆様は是非2人の熱戦をご覧下さい。

 さてこの店「いこら」の焼肉・ホルモンは、一般的な甘いタレではなく岩塩を用ひたもので、健康的かつ玄人好みな仕上がりとなつてをり、ホルモンに目がない私は一度で病みつきになつたことは言ふまでもありません。
 
 豊田選手はプロレス引退後、千葉・浦安市の人気焼肉店で12年修行されたさうで、最初は大阪で独立して店舗を出すつもりだつたのが、恐らく予算の関係で(これは私の勝手な推理です)相方の店員さんが住んでをられる尼崎の地を選ばれたやうです。立花生まれ、立花育ちの私にとつては運命的な出会ひと、心から喜んでをる次第です。

 昨夜も雨の中、後輩と3人で「いこら」へ行つてホルモンを堪能して参りました。豊田店長が至つて気さくな人柄で、快く写真撮影にも応じて頂きました。店内には工藤めぐみ選手や、最近尼崎で興行が行なはれた時に来店されたらしい里村明衣子選手との2ショット写真やサイン、かなり若い頃のアジャコング選手らとのスナップ写真も見ることができます。超オススメのお店です。ぜひお運び下さい。

住所:尼崎市立花町2丁目1ー5
電話:06-6439-6529
最寄り駅:
立花駅(北口)から徒歩約5分
営業時間:[火~日]17:00~24:00

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