昨日、有楽町朝日ホールで開催されていた遺品展に行ってきました。

一昨日の夜、たまたまつけたテレビ(NHK)で開催を知りました。
そして昨日の朝刊にも記事が紹介されていて、できるなら見に行きたいなと思っていたのですが、場所が都内の有楽町。
うーーん、一人でたどり着けるのか?と思っていたのですが・・・
なんとオットが仕事で都内に行くというので、連れて行ってもらいました。
学徒出陣の様子が大きなパネルで紹介されていました。
そして、出陣していった青年たちの、家族や友人にあてた手紙・遺書が展示されています。
直筆の手紙も多数ありましたが、年月の経過や当時の言葉づかいで読むのが難しい状態になっているものが多く、私たちにも読めるように活字にして展示してありました。
軍の検閲を経て家族へ届けられた手紙は、当然のことながら国や軍にとって不都合な事柄は書かれていません。
けれど、青年たちの心の叫びは読み取れます。
中でも思わず涙がこぼれたのは、結婚して子供も生まれた後に動員された青年の手紙でした。
妻の名前、子供の名前が綴られ、2人の今後の暮らしを心配し、いつでも、いつまでも僕は君たちのことを見守っているからねという内容。
どうしてこんな青年たちが「国の為」という名のもとに命を失うのだろうと、憤りを覚えます。
まだ20代前半の青年たちの無念。
正義という名のもとに尊い命をむしりとっていく国の身勝手。
ウクライナの戦争が終わることない今、新たにイスラエルでも戦火が上がっています。
犠牲になるのは女性や老人、子供たち。
そして無理やり徴兵されていく青年たちも犠牲者です。
展示会場を後にして、とある建物の駐車場にいたとき。
爆音とともに駐車場へ入ってくる車の数々。
運転しているのは20代の青年たち。
彼らの生活には戦争という現実はない。
彼らを非難するつもりは毛頭ない。青春を謳歌しているのは生きている証でもあると思います。
けれど、もしも彼らが戦場へと赴くような事態が起こるのであれば、誰がそれを止めるのだろう。
政治家にそんな力はないのだろう。
だから世界のいたるところで戦火が絶えないのだろう。
そんなことを考えながら、80年前の青年たちの顔写真を思い出しながら、帰路へつきました。
はるけき戦地から海を渡って届けられた遺書・遺品。
いくつかの偶然と、心ある人々のリレーによって
現代日本に託された平和のためのメッセージ
戦没学生たちの手紙や手記・遺品の数々は
いま、ここに生きる私たちに彼らとの対話を迫ります
≪きけ わだつみのこえ≫と
(会場でいただいたチラシより)