拘束 | Zig Zag Walk(ジグザグウォーク)

Zig Zag Walk(ジグザグウォーク)

まっすぐ歩いてきたようでもあり、寄り道してきたようでもあり。ジグザグ歩きの千鳥足。

特養で母が「家に帰りたい、ここから出して」と訴えがひどくなり
かと言ってウチに連れてきてもダメで
やむなく施設の近くのクリニックに入院させてもらったけど
ベッドに拘束されてしまい、尿も管で出すようにされてしまった。

入院した夜は興奮が治まらないので注射で眠らせてもらったけど
次の日も、その次の日も拘束は続いていたようで
3日目の昼に面会に行った時には
目がトロンとして、ぼんやりした表情になっていた。

これはダメだと思い、施設の看護師さんに連絡。

先日診察してもらった心療内科の先生に相談に行けるよう
手配してもらい、今日は私一人で先生に面談。

病院で拘束されてしまったことを伝えると
「それはマズイ。褥瘡ができたりしかねない。
 ウチの系列の老健施設に入るように手続きしよう」と
言ってくれたけど、その施設は先日見学に行って
満員であることを聞いていたので、ムリじゃないかなと思いつつも
先生の「この足で施設に行って!」という言葉に従い行ってみた。

事務局長さんと相談員さんが色々と話を聞いてくれたけど
やっぱり満員であることに違いはない。

けれど、事務局長さんと特養の看護師さんが電話で話して
とにかくクリニックを早く退院することが先決だから
なんとか特養で今一度受け入れてもらえないか
という線で進めてくれた結果

夜間に家に帰りたいとか攻撃的な行動が出てしまったときは
私がウチに連れて帰ること、
日中に問題行動が起こって特養での対応が難しい時は
老健施設で対応してもらえることを条件に
明日、クリニックの先生に退院を申し出るということで
一歩前進。


老健の事務局長さんが、心療内科で処方してもらった薬を見て
「たぶんこの薬、効くと思いますよ、大丈夫」
と言ってくれた一言が、静かに静かに心の中で繰り返され

ざわついていた気持ちが少しだけ静まってきた。

専門外のクリニックに入院させてしまったことが
とてもとても悔やまれるけど
なんとか、母の笑顔が戻ってくれれば・・・