今回はQロックエレメントの選定について簡単に説明したいと思います。
Qロックエレメントは動作方法の違いによって大きく3種類に分けられます。
①ネジ式・・・作業者がトルクレンチなどで直接作業を行うタイプ。Qロックエレメントのシステムがもっとも安く構築可能です。また種類・サイズ等も豊富です。主に小~中型のジグ交換に使用し、まだ交換頻度が少ない場合に使用します。
②バネ式・・・スイッチ操作でクランプを皿バネ・アンクランプを油圧で行うタイプ。構造上、Qロックエレメント1個につき油圧配管が1本で済み、加工時も油圧ホースの切り離しが可能です。後付にも対応し易いタイプです。主に小~大型のジグ交換に使用し、交換頻度が多い場合に使用します。また自動化も可能です。
③油圧式・・・スイッチ操作でクランプ・アンクランプを油圧で行うタイプ。構造上、Qロックエレメント1個につき油圧配管が2本必要ですが、背圧の影響が少なくすみます。またバネ式と比較して、リフト量も多く、ジグやワーク重量が重い場合、油圧式の方がスペースをとらなくても良い場合があります。主に小~大型のジグ交換に使用し、交換頻度が多い場合に使用します。また自動化も可能です。
(手前がネジ式。奥がバネ式。)
Qロックエレメントは、ジグの交換頻度や後付のし易さ、予算にあわせた選定もできます。
