夜、うちへ帰る




TVを付ける




雑多な音、映像が部屋を覆う




ふと




TVを消す




エアコンを消す



電気を消す




窓を開ける




ベランダへ出る…










虫の声(おと)がBGMになる




遠くの家の明かりが見えてくる




今まで見えなかったものが見えてくる




聞こえなかったものが聞こえてくる




何が出来るか




何をすべきか、




自分は…




駅からの帰路、時刻は23時を回ろうとしていた。


日曜日としては遅い時間になってしまった。


"休日疲れ"を抱えた月曜日になりそうだ。


「来週は気合入れていかんとな。」


迫るリミット、山積の問題を踏まえた上司の言葉が気にかかる。


普段なら買い込んでおく、明朝の朝飯を買いにコンビニへ。


夜中でも一際明るい照明は、光に集まるのは虫だけではないと人間が自覚している表れでもあった。


駐車場から見えるコンビニの中では、3人の店員がカウンターを挟み会話をしているようで、そのうちの1人は床の汚れを取るためではなく自分の体重を支える道具としてモップを使っていた。


自動ドアが空き、自分を出迎えたのは雑談の声。


足早に冷蔵のコーナーへ歩を進める。


客の出入りを告げる音楽が流れ、気づいたように「いらっしゃいませ」の声が聞こえた。


他に誰も客はいないのかと思っていたが入ってみると2人ほどいることがわかった。


ちらっとカウンターの方を見ると、相変わらず3人での雑談は続いていた。


入店して10秒前後、周りから見れば違和感のある早さですぐに店を出た。


何かを感じて欲しい部分があったがまず伝わったとは思えない。


「ありがとうございます」という店員の声は聞こえなかった。


別の系列のコンビニへ向かう。

自分達の姿勢で店の売り上げが左右されることがあるということに、彼らは気づくだろうか。


というか、






ここは牛乳が高かった。

【翻訳課題】


問32 「さよなら高田総統」


以下の文章を一般人の分かる言語へ翻訳せよ


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「さよなら高田総統」


ハッスルの偉大なる支配者・高田総統が、俳優・竹内力さんの“双子の弟”RIKI(アールアイケーアイ リキ)が変身したキングRIKIの放つ「紅のバックファイヤー」に倒れ、生死不明のままハッスルのリングから消滅。また、これまでハッスル軍と長きに渡り抗争を繰り広げてきた高田モンスター軍も解散となった。

 高田総統は「究極の闘う化身」エスペランサー・ザ・ゴッドをリングに送り込むも、ハッスル軍の新エース・マグナムTOKYOに向けて放とうとしたレーザービターンが自らの胸を貫き、ダウン。マグナムのAVスタープレスに3カウントを献上した。
 闘う化身は敗れても、高田総統自身は元気な姿のままリングに登場。マグナムと歴史的握手をかわし、ハッスル軍と共に同じリングに上がるも、そこに“ハッスルの破壊者”キングRIKIが登場。高田総統は身を呈してハッスル軍の前に立ちはだかると、キングRIKIの放出する「紅のバックファイヤー」を全身ハチの巣状態となって被弾した。
 高田総統は「大丈夫だ、今こそハッスルするんだ」とハッスル軍に最後のメッセージを送ると「ハッスルよ、永遠なれ」という最期の言葉を残し、黒装束の者たちが待つ闇の世界へと消えていった。

 高田総統を「ムチャクチャ弱い」呼ばわりしたキングRIKIは、エスペランサーのレーザービターンを遥かにしのぐ威力を持つ「紅のバックファイヤー」を「お中元代わり」と称すると、「次にお目にかかれるのは秋の声が聞こえる頃でしょう」と不敵な予告を残して去っていった。


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こいつぁ~難問だ~!!