投資家と資本経済 | 起業から、経営者へ、そして・・・

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一般的な評論家のような物書きをするつもりはない。ただ、私の思考のおもむくままに、綴ってみたい。



よく、投資家とは?ということについて昨今の一般、経済誌などにいろいろと書かれているが、そのような周知のことは置いといて、これまで数人の自分にとっての投資家の方々について、心より感謝するとともに重々お詫びをしたい気持ちがありました。それは、これまで記してきた通り新規事業としてのベンチャー企業へのリスクや脇の甘さにもかかわらず、快く資金を投資していただいた。また、結果としてその期待におお応えできたのかどうか?

耕一自身が、唯一この先も含めて幸運だったのはこれらの投資家の方々が大変人間味のある方々だった事だろう。

よく、資本と経営の分離が叫ばれるが、現実的には大変難しく理想論とさえ思われる。よって、資本と経営が一体として創業者がその権限と責任を持つ事が、ある段階までは望ましいのかも知れない。若くて経験少ない経営者がどうすれば、育つか?よく、大手のコンサルタントや金融機関が、言葉巧みに近づく事が多いが、所詮それが彼らのビジネス。真の当事者意識を持って、同じ目線で悩める経営者を心から支えようという人間は、土台居ないと思ったほうがよい。そのほうが、裏切られた際にショックが少なくて済む。真の成功者は、一度は地獄を味わうか見るかもしれない。

耕一は資金不足で一番苦しみを感じたのは、スタッフの給与である。一人一人の裏側に居る家族の存在における「生活」がかかっている。エイペックスジャパンのような業種の場合、実態は労働集約型の人材依存型の企業である。精神面も含め、組織内の空気、人間関係は極めて重要でそれは誠に繊細である。ゆえに「人が大切」という言葉はよく耳にするが、個人的な価値観や感情の部分まで触れたり、摩擦があると、修復も難しい。こんな当たり前の話が、経営的視点では場合によってはリスクにもなりうる。



投資家は、このような事は本来一切関係ない。目的は、心から投資先の企業を支援するか、投資によるリターンを求めるかどちらかである。政治や市場動向などによる外部要因により、時間の流れに応じて資本経済の4番打者は常に変わる。こだわり続けて、時機を逃すとビジネスそのものが風化する。そうなってしまっては、投資家も離れ事業は停滞の一途を辿る。他力本願的に流行(ブーム)だけをあてにする事業は、継続性がない場合が多い。



耕一は、何の予備知識もなく「社長業」をしていたのであった。自分は、必ず勝者になれると信じて・・・