1999年にオリンピアさんより登場しました。

 

そもそも1998年に登場した「ビーナスライン」の後継機というか対策機としての登場でしたね。

まぁ対策機というくらいですから、ビーナスラインには何かがあったわけで。

このブログをご覧いただいている方々はきっとほとんどの方がご存じだと思いますが少しだけ。

 

この台(ビーナスラインのほう)、設定1でも一日10万円勝てるという機種だったんですよね。

というのも、通常時から変則打ちをすることで成立している小役を奪取することが可能になり、コイン持ちが大幅に上昇。

またビッグ中もリプレイハズシの効果絶大とあって、こういうことになったんですよね。

同時に発売されたファイヤーコングでも同様の攻略が通用しましたが、設置台数とビッグ確率のおかげでビーナスラインの方が効果が高かったようです。(ファイヤーコングは大量獲得タイプだったために、ボーナス確率が悪かったのが要因のようですね)

 

基本的なゲーム性は7ライン機のAタイプ。通常時は予告音が鳴ると盤面左上にあるランプで小役ナビが発生。

また、左下段赤7からの斜めプラムテンパイハズレ(だいたい右中段にプラムが止まってプラム折れの形になりました)などの素敵なリーチ目も搭載。

 

といっても、初代であるビーナスラインは攻略ネタが雑誌に載って、あっという間にシマは台の取り合いで朝から鉄火場状態に。

そういう台の取り合いがそもそも朝の並びが嫌いな私はもちろん打つことはできず、触ることすらできないままにシマ閉鎖となったのでありました。

自分が知っているビーナスライン設置店ではだいたい1週間で全台電源オフのシマ閉鎖となっていました。

 

で、数ヶ月して登場したのが対策機のビーナス7というわけです。変則打ちでの禁則処理の追加や、ボーナス確率の変更など攻略要素をことごとく潰しての登場となりました。その結果、設置は伸びず厳しい稼働となったようです。

実際、ビーナスラインを設置していたホールさんもビーナス7は設置しませんでしたからね。

 

結局、別のホールでたまたま発見できたビーナス7を実戦することができましてね、ナナプラハズレなどのリーチ目や、エクストララインでのビッグ揃いで聴けるハープ音ファンファーレ等を堪能させていただきました。

 

ゲーム性、BGM等本当に楽しい台だったんですけどね、あの攻略が本当に悔やまれる一台です。