1998年にマックスアライドさんより登場でした。
基本的には「完全告知」の台でした。
レバーを叩いた時に1/2で「ガガガッ」という音とともに装飾のあるランプが点灯すればチャンス到来。
第一停止、第二停止と順番に上パネルが効果音と共に点滅して期待感を煽ります。
最終的に第三停止時に上パネル最上部の火山が噴火すれば「ボーナス確定!」となるゲーム性、というかそれが唯一のゲーム性でした。
一応左・中で「7・リプレイ・BAR」のトリテンハズレがリーチ目になったりと出目もそれなりに。
ビッグ中は、「7・7・火山」か「怪獣・怪獣・火山」の15枚役が結構揃うのでしっかりと狙い、またリプレイハズシを実施することで+60~100枚程度の効果があるといわれていました。いたんですけどねぇ。
さて、実際はというと、バイトをしていた店の近くの競合店に、長らく設置されていたビガーをついに外しての導入でした。
まぁ、裏を外しての導入ですからね。期待しますよね・・・
私も期待して新台入れ替えの初日にご対面・・・パネルはカッコイイです。
続いて絵柄はっと、なんだこの3連は、火山か?でなんだこの怪獣はってビッグ図柄かい!!てな感じでした。全体的に、カッコイイ!とはならない絵柄でしたね。
期待したゲーム性は・・・パキッっとした連をするわけでもなく、だらだらと負けていく出玉推移に「裏じゃないんか?」と疑問を持ちつつも、ビガーの後継機として入ったんだからという期待を捨てきれず、周りの常連さん達も首をかしげつつもサンドに千円を入れていくのでした。
初日からしばらく連日実践してみての結論は、「これ、ノーマルやな」でした。
もしかしたら、とてもマイルドな裏だったのかもしれませんけど、発生する連チャンも大したこともなく、ただただ低設定でハマリがキツイ台でした。
そうと結論づけてしまえば、正直もう用はないわけで、特段ゲーム性も面白いわけでもなく、出目的にも私にはあまり刺さるものはありませんでしたから。
唯一、ビッグ中のBGMはチープな音ながらもカッコイイ音楽でした。これだけは、個人的に高評価です。
なんか、怪獣で揃えると獲得枚数が多いとか、色々と噂はありましたが、検証することもありませんでしたね。
その後、たまに箱を積んでいるのを見かけたりもしましたけど、ビガーの時のように数箱カチ盛りとかって景気の良いこともなく、ひっそりとその店からは消えて行ったのでした。
そんな、期待感とガッカリ感とともに思い出に残る一台です。
まぁ、外して入れたのがまたマックスアライドとはね・・・またその話は別の機会に。