１９９９年に山佐さんより、テトラリールシリーズで登場しました。
あの「そんなカバな！」のカバが再登場！だったんですが、私そんなカバな！は見たことも触ったこともなかったのでカバとは初対面でした。
ゲーム性は、
①左or右リール中段に行司の恰好をしたカバが描かれた「勝負！」図柄が止まるとテトラリールが始動。
②左・中中段図柄に書かれた数字の合計ＶＳテトラの数字での勝負
左中段に勝負停止時は中・右の合計。
③左・中の数字の合計の方が大きければ勝利でボーナス確定
というもの。
ちなみに各図柄の数字は
１→リプレイ
２→提灯
３→ビッグ図柄
４→盃
５→BAR図柄
６→チェリー
となっておりました。
ちなみに中段小役揃いは「アラシ」でボーナス確定（成立後のリーチ目）でした。
つまり「おいちょかぶ」のルールをスロットのゲーム性に落とし込んだ機種だったんですね。
通常時は、下にチェリーのついた３を上段付近に狙っていると枠下に落ちて左上段に盃が顔を出すとチャンス到来。盃ハズレでリーチ目となる「しっぴんチャンス」となります。ボーナス察知は半分以上この形になった記憶があります。
というか、「勝負」図柄狙っていると盃を取りこぼすので、小役狙いをちゃんとやるとテトラを使ったゲーム性はほとんど失われるという・・・そんな台でした。
お世辞にも、人気台という位置にはなりませんでしたが、なぜか個人的にははまりましてね。左上段に盃が止まった時の「チャンス到来！」感がたまらなくて良く打ちました。多分「確率の重い小役VSボーナス」というのが私は好きなんでしょうね。
ハナビの「ナナメ氷ORボナ」とかアレックスの「ブドウORボナ」とかにアツさ、面白さを感じるんです。
バイトしてたホールにも導入されましたが、やっぱり人気とはならず、従業員からも「面白くない」という評価でしてね。早々にはずされてしまいました。出目の面白さとかいろいろ語ったんですけどね、受け入れてもらえず、たまに連れ打ちで座っても誰も一緒に打ってくれないという悲しい日々でした。
おかげでいつ行っても選び放題で打てる良い環境でした、決して寂しかったわけじゃありません（涙目）
そんな「おひとり様」でも打ち続けられる精神力を養ってくれた思い出の一台でございます。
余談
先日、アレックスの記事の投稿後に「アレックス７R」のことをすっかり忘れていたのを思い出して追記するか迷った結果、「まぁアイツのことは良いか」と何もしなかったのはここだけの話です。いつか供養のために書くかもしれません、その頃にはまた忘れてしまうかもしれませんけど・・・