1995年にニューギンさんから登場した3回権利モノでした。

 

バイトしていたホールでも根強い人気を誇っておりまして、固定のお客様も多く長期稼働していた台でしたね。

 

大当たり確率:1/329

3回権利での総獲得出玉:約6,000個

※すももちゃんが可愛い。

 

一発当てれば6,000個(バイトしてた店が当時35個交換だったので1万7千円くらい)なので最後にちょっとだけ・・・当たれば収支捲れる!なんてこともできたので結構入れ替わり立ち代わりで稼働の良い台でした。

 

さて、とある日にミルキーバーのシマに若い少年が着席。

この子、毎朝モーニング取りに参加してる子でモーニングをゲットすると少しだけ打って大体3千円分くらいのコインを残し、交換開始時間までベンチに座って待っているというようなことをしてる子だったんですな。

 

当時、お店は9時開店、で交換所の開始時間は10時だったのでモーニングゲットからビッグ消化、交換可能時間までは45分くらいはあったでしょうか?その間、ひたすら打たずにステイ。まぁ店としては打って欲しいところですけど、別に悪いことしてるわけでもないですし、まぁ特に咎めることもなくって感じ。個人的にはむしろそこまで徹底できるメンタルに感心してましたね。

 

で、その日はモーニングのゲットに失敗した様子で少しスロットを触り、残り僅かと思われる軍資金を手にミルキーバーに着席したと思われます。

 

割とイチかバチかみたいな立ち回りですけど、それもアリかな・・・と思ってましたら、しばらく後にミルキーバーのしまから「バン!ガシャン!」という音が聞こえてきまして・・・

 

急いでシマへ向かうも無人・・・どうやら打っていた少年は逃走した模様。

 

台が開いてガラスの割れたミルキーバーが・・・

 

いや、ガラスが割れるってのはまぁたまにあることで熱くなって思わず叩いちゃう人とかもいますからね。しかも当時のガラスって対して丈夫じゃないのでちょっと前に話題になった「牙狼ハンマーおじさん」みたいにハンマー使わなくても割と簡単にわれちゃったんですよね。

 

それにしても台が開いてるって・・・ハンドル思いっきり引っ張ったんか?台のロックが多少甘かったのかもしれませんけど、それにしても相当な力でないと開くまではねぇ。

 

で、主任にインカムで報告~台は掃除とガラス交換、ロックしてた金具は無事だったのでそのまま再稼働となったのでありました。割れたガラスの掃除って面倒くさいんですよ。台の中にも入ってたりすると壊れたりするし、上皿とかに残ってて後のお客様がケガしてもいけないですからね。

 

防犯カメラの画像を確認してもらったところ、何かのタイミングで左手で台パンしながらハンドルを持った右手を引っ張ったせいで台が開いてしまった様子。きっとリーチで熱くなっちゃったでしょうかね。んでガラスは割れるわ台は開くわでパニクったのかそのまま台を放置して逃走したようでした。

 

本人逃走しちゃってるんで、どうしようもないってことで万がイチ次に来たら捕まえようということになったんですけど、まぁ中々また来ようなんて思わないよなと思いつつその日は無事終わったのでした。

 

翌日も翌々日も姿は見せず・・・と1週間ほど経過した新台入れ替えの日。

 

新台の抽選に並ぶ少年の姿が・・・

 

もうね、驚愕ですよ。何食わぬ顔でしれっと並んでるんですもの。せめてほとぼりが冷めるくらいまで(どれくらいかは良くわかりませんけど)は隠れてろと思いつつ主任・店長にご報告。

 

少年は並びの列から連れ出されて事務所連行。当日のビデオを確認させた上でガラス代の弁償(多分2,000円くらい)と出入り禁止を言い渡されて去って行ったのでした。

 

スモモちゃんの可愛さと、出禁を食らって去っていく少年の寂しげな背中と共に思い出に残る一台でございます。