機種の思い出の話とは少し外れる話を書きます。

 

大まかな話の趣旨は「期待値方式って良かったよね」と「損をしないための目押しって嫌だな」という話です。だらだらと書きますし今の台への愚痴もありますのでご容赦下さいまし。

 

おそらく、50前後の同世代の方は思うこともあると思いますし、また5号機以降の台しか打ったことのない方は「なんじゃそりゃ」という話かもしれませんが、それは今までに書いてきた4号機・3号機の話もそもそもそうなんでしょうけどね。

 

そもそも「期待値方式」って?ですけど、ビッグボーナスの消化についてなんです。

簡単に言ってしまえばビッグごとに「獲得枚数が変動する」ということです。

 

今、例えば6号機のハッピージャグラーなら獲得枚数が「240枚」と決まっていますし、新ハナビなら「210枚」ですよね。もちろんビッグ中ハズレとかの要素で変わることはありますけど、何事もなければその枚数です。

 

それは5号機以降のパチスロが「純増方式」を採用しているためでして、台のどこかに「払い出しが〇〇枚を超えたら終わり」的な文言が書いてあると思います。ちなみに3号機も同様に純増方式を採用していました。

一方で4号機では「期待値方式」を採用していて、台には「小役ゲーム30ゲームを消化するかJACゲームを3回消化すると終わり」的な文言が書かれていました。あ、Aタイプを基準に書いていますので、BタイプならJACは2回ですし、台によっては小役ゲームが20ゲームなんて台もありましたね。

 

つまり、4号機では明確な獲得枚数によるビッグの終了条件がないため、定められたゲーム数の中で獲得枚数が変動するというものでした。

勿論、1ゲームでの最大獲得枚数が15枚である以上、計算上獲得できる枚数には上限があります。それを最大まで追い求めた結果が大花火などの「711枚」であったり、リアルボルテージなどの「771枚」だったわけです。

 

そのため、打ち手は小役ゲームを最大限まで引き延ばした上で3回目JACゲームを獲得するために「リプレイハズシ」を行って1枚でも多くのメダルを獲得しようとしていました。そして、そのための必要なのが「目押し」だったんですよね。ビタ押しだったり2コマだったり・・・制御によるものだったり最後には「オートハズシ」なんてのもありましたけど、それも制御によるハズシの一種です。

 

つまり、4号機で目押しをする目的は「獲得枚数をアップさせる=得をするため」の目押しだったんですよ。だからこそ、モチベーションも上がったし、目押しの練習も必死にやっていました。

 

で5号機以降、6号機現在。純増方式と目押しの相性ってこんなに悪いのかとずっと思っています。例えばIGTが5号機時代に出した「ダイナマイトリターンズ」や6号機の「バンバンクロス」はビッグ中にビタ押し要素がありましたが、それは「獲得枚数を減らさないため=損をしないため」でした。さらに6号機の新ハナビやバーサスリヴァイズではREG中に2コマやビタをする。これも失敗すれば枚数が減る。

 

やっぱり、自分は「得をする」ための努力はするけど「損をしない」ための努力というはやりますけどモチベーションが今一つ上がらない人間のようで、ボーナス引いて「あーまたやらねば・・・」となってしまうんですよねぇ。

 

なので、最近は「綺麗なリーチ目を見てニヤニヤすること」がパチスロを打つ楽しみになってきたんですけど、やっぱりモチベーションの上がる目押しがしたいなーという気持ちが消えません。

 

今、「得する目押し」だと思えるのはディスクアップやファミスタの「AT・ARTのゲーム数を多く獲得できる→ナビによって獲得枚数が増える(かも?)」なので結果的に打つ頻度もそっちの方が多くなって行ってます。

 

7号機で「期待値方式」復活しないかぁと淡い淡い期待をしてるんですけど、難しいんですかね。