はい、いきなり3号機の話なんですよ。

 

今、設置開始から3年で設置の期限、再認定で3年延長で都合6年間設置すると期限を迎えて必ず台が撤去されます。どんなに人気のあった5号機のハーデスでも凱旋でも世の中から姿を消して、その後はスロゲーセンか家スロか・・・となるわけです。

 

ところが、25年以上も昔は決まりこそ同じものがあったんですが、半ば黙認で設置期限切れの台がありましてね、所謂「みなし機」ってやつです。なので、結構古い台も触ることができたというか、自分がスロを触り始めた当時はすでに4号機の時代だったんですけど、3号機も、店によっては2号機以前の台すら残っている店があったんですよね。

 

みなし機をちゃんと撤去して規則をしっかり守りましょうとなったのが2006年6圧末だったと記憶しています。ホントに今でもあの撤去の時はそれを実行しようとした人達を恨んだもんです。入れ替えの体力がなく細々とやっていたホールの中にはこの日を最後に営業を終了した所もあったみたいですし、実際自分も最後の日に行ったホールさんもその日を最後に今後はゲーセンに業態を変更する予定という噂も聞きました(実際にはその後再オープンすることなく、更地になってしまいましたが)

 

脱線してしまいましたが、バイトしていた店の近くには数件のホールさんがありまして、その中の一軒に立ち寄ったところ、スロコーナーに古めかしい台が並んでいたんですよね。おぉ、この台は必勝ガイドで見たことがあるぞと、これがスープラかぁと感激した記憶があります。

 

「珍しい台を見つけたら打っておかねばいけない」という気持ちが当時はありまして、リーチ目なんてガイドで読んだ「枠上7」くらいしか印象にないんですけど早速実践開始です。

 

「ガチャガチャガチャ!」というコイン投入音といい、レバーオン時の「ガチャン!」、払い出しの「ジリリリリン!」といったものすごく機械的な感じが個人的には心地良くて、いかにもレトロ台を打っているという感じにさせてくれました。えぇ、ボーナスには「チェリー付きハサミ目」で何度も気付きましたけどね。ほんとリーチ目はさっぱり分かりませんでした。

 

分からないなりに割とボーナスも引けまして、「もろびとこぞりて」も沢山聞けて楽しかったおかげで、その後も何度かそのお店には足を運ぶことになったのでした。

お客さんもあまりいなくて遊技環境も良かったですからね。収支は・・・もちろんプラスにはなりませんでしたけど、楽しませてもらったし、レトロ台を快適に打てるというだけで個人的には満足でした。

 

当時から養分的な発想だっただなと思います。