この台は、2000年に平和さんからの登場でした。といっても、制作はオリンピアさんでしたね。

 

モチーフは「北町奉行」であらせられた遠山の金さんでした。

 

大量獲得タイプに分類されるこの機械は、ノーマルとスーパーの2種のビッグを搭載してまして、ビッグ中の小役で狙うべき図柄をスーパーならばナビしてくれるというもので、平均500枚~600枚獲得できるというものでした。

 

通常時の演出は、メインリール右に配置された4thリールにて。小役ナビならばナビは外れたらボーナス確定。その他には、4thの金さんが、越後屋とバトルしてくれます(ほとんどバトルしないけど)で勝利すればボーナス確定でした。

ま、だいたい越後屋の「ひっひっひっ」か、娘さんの「あれぇ~?」で終わるんですけどね。気の抜けた「あれぇ~?」が結構クセになる台でした。

 

見事ビッグを獲得しましたら、小役狙い&リプレイハズシ。

ビッグ中は、「リプ・リプ・7or北町奉行」が15枚小役になり、そのどちらかを勘で狙っていくというもの。スーパーは狙うべき図柄をナビしてくれるのでそれに従って小役を奪取していけばOKでした。

 

リプレイハズシは、中・右押すと中段にリプレイがテンパイするので、左は「リプ・チェリー・リプ」という場所があるので、そのあたりを狙えばチェリー同時入賞を避ける制御によって簡単ハズシを行うことができました。

 

ビッグ終了後は、100ゲームのチャンスタイムに突入するので、その間に当たったビッグは全てスーパービッグになりました。なので、短時間での出玉速度はなかなかのものがありました。

 

バイトしていた店にも導入されましてね、というかバイトしてた店以外周辺には全然導入されませんでした。なのでプライベートでの実践はできなかった台なんですけど、モーニング入れで結構打つことができて、ほのぼのというかバカバカしいというか演出を堪能させていただきましたね。

平和さんって宝船といい、こういう台好きでしたね。

 

割と人気台だったこともあって、低設定でも打ってくれるお客様が多くて店としては割と利益があったみたいです。こっちとしては、低設定のモーニング入れという地獄のような作業に従事する羽目になるわけなんですけど。

 

そんな、仕事でしか打ったことがないので99%通常時しか回したことがないという割と特殊な一台でございます。