富士登山競争 レース内容 | 好きな事を残すブログ

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サッカーと音楽が大好きなランナーの日々

2013年夏最大の目標レース 富士登山競争


24時間リレーマラソン以降体調が戻らず

レース3日前には風邪を引いてしまう

しかも前日は早朝4時起きのプレッシャーと興奮から

なかなか寝付けず寝てもすぐに目が覚め完全な寝不足状態


7時からのスタートなので

涼しい気温だったがスタートしてすぐ汗が大量に出る

調子がよくない時の状態

あまりペースを上げないよう注意しながら走る

前半のロードはかなり苦しかった


山道に入り歩くことも多くなると落ち着きだした

5合目までは比較的楽に登れた

金剛山での成果が出た気がした


5合目通過タイムは予定よりかなり遅かったがまだ余裕のあるタイムだった

足の疲労も結構あるものの後半へ温存出来ていた

気になったのは所々で渋滞になって前に進めないこと

これ以外は問題がなかった


しかし6合目を過ぎてすぐにアクシデント発生

砂利道に設置されている鉄柵の突起部分に足が引っかかってしまった

体が前に倒れるが靴が鉄柵から抜けず変な体制で転倒してしまった

さらにこの時右足に相当な負担と力が入って右足ふくらはぎを思いっきり攣ってしまった

「痛い!痛い!攣った!攣った!」と叫ぶも誰も助けに来てくれなかった

当たり前だが周りのランナーも皆必死

何とか自力で戻そうにも坂道と不安定な場所なので

逆に左足の太ももまで攣ってしまう

時間的には2,3分もがいたと思う

幸いにも登山の方が助けに来てくれて落ち着くことが出来た


冷静になり状況を確認すると

右靴の先端が破れている 外から足が見えてる

足も痛くて動かすことも出来ないし立てない


助けてくれた登山の方から「止めた方がいいですよ」と促がされ

「そうですね・・・下山します」と言った

完全に気持ちが切れてしまった

この状況で上を目指してもゴール出来ないし危険な判断なってしまう

もう急ぐ必要はないので暫くその場で休憩を取った

10分ぐらい座り込んでいた


そして立ち上がり確認すると思ったよりも動ける

折れた気持ちだったが行ける所まで行ってみようかなと思う

時間的にもまだ大丈夫と思っていたので再度アタックすることに


しかしその後も足が攣ること数回

場所によっては危険なところもあった

さらに渋滞で立ち止まることも数回

さすがにヤバイと思い 周辺のランナーへ聞くと

結構厳しい 8合目でタイムアウトかも

こんな回答だった 自分が何処の地点かも分からず

8合目のリミットの時間もここで初めて知った

山頂のリミットしかチェックしていなかった


とにかく焦るもペースを上げれるほどの足も残っておらず

前のランナーも抜かす事が出来ない

時計は3時間50分

なんとなく8合目らしき建物につくも計測器がない

次のポイントらしき建物を目指す

そして次に時計を見たら4時間2分だった


もう終わりまさかのタイムアウト

全く予想していなかった事に戦意消失 呆然と8合目を目指した


8合目に到着

時計は4時間4分か5分だった

このまま山頂へ進むことも出来たが記録のない山頂などに興味はなかった

休憩をしてすぐに下山した


何が駄目だったか?何処が駄目だったか?

反省することも無かった

答えは簡単 富士山をなめてた 油断してた


帰りの車で もう富士山は最後

また別の機会に走る?登る?

5合目から走って山頂に行こうと思った

山頂の景色が見れればいいかな

競技での山頂は辛すぎる そんな事を思っていた


しかし一夜明けるとリベンジの気持ちがメラメラ

やっぱり来年再チャレンジしたい

ランナーの特性なのか苦しさよりも悔しさの気持ちが強くなる


今回のアクシデントは不運でしかない

転倒が無ければ絶対ゴール出来ていた

そう思うとこれで終わりには出来ない

来年ゴールして終わりにしたいと思う


そして次は完走が目標ではない

タイムを狙いに行く 具体的に今はないが

今回が不運だったことを証明したいと思う


今回はレース内容が特殊なだけにランナー以外の人からも注目され

期待されていただけに非常に悔しい


来年は万全の体制で言い訳なくゴールしたいと思う

応援していただいた皆さん 残念な結果でしたが応援ありがとうございました