2021年振り返り | No Border 生きる。ベトナムで。

No Border 生きる。ベトナムで。

自分は自分でしかない。 I'll be there.

毎年恒例のこの記事を今年も書ける喜びを感じている。

 

★仕事

2021年は結果を出さねばならない年だったが結論としては

最低限の結果はだせた(単年黒字達成、月次赤字は2ヶ月だけ)。

ただしコロナの影響で突発的に個人やスーパーの注文が増えたことが大きい。

コロナが落ち着いてきた2022年は同じようにはいかない。また個人客の減少も

予想される(日本人の本帰国が相次いだため)。

 

また2021年中盤には自分自身の給料もはじめてアップすることができた。

いち指標に過ぎないが、自分自身の固定費が最も大きい比率である中で

給料を上げることができたのは確実に業績が上向きになっているということだろう。

 

ベトナムに来て、3年3ヶ月が過ぎた。ここまで仕事面を振り返ると事前に予想した

通りに戦略がハマったためしが全くないその時々で状況に必死に対応し結果として

新たな発見や戦略が見えてきた、という部分が大きい。もちろんある程度の事前予測は

必要だが、こう変化が激しい昨今においては、修正力と対応力がより重要度を増すだろう。

 

★ベトナム生活

子供が生まれた。人生の中でもベスト3に入る大きな出来事だ。ちょうどロックダウン中で

自分自身は会社に寝泊まりしていた。義妹から朝方電話があり、妻が出産したが新生児は

緊急治療室に入っていると聞かされたときは、全身の血の気が一気に引いていった。

 

幸い、息子は現時点で生後5ヶ月、元気に育っている。身体が大きくなることはもちろん、

できることが少しずつ増え、著しい成長速度には驚かされる。

子供の興味深いところは、例えば仰向けからうつ伏せにひっくり返ることができた時、

親がもとに戻しても何度もひっくり返るのだが、自分1人では仰向けに戻ることができず泣く。

 

つまりトライして何か成功体験を生んだ先に、後戻りができない

困難(この場合、もとの仰向けに戻れない)があっても気にせず、トライし続ける、ということ。

これは、大人になった自分からするとある種ゾッとするチャレンジングだなと思うが

そうやって困難を乗り越えて成長していくんだと痛感した。

 

これからの息子の成長が楽しみで仕方がない。

 

★課題

ベトナム語。これに尽きる。話す相手が、義妹の夫くらいしかいなく、義理の母や

妻の家族とベトナム語で積極的に話すことができなかった(義妹は英語ができる)のが要因。

息子の様々なことにトライする姿をみて、このままではベトナム語の能力はあっという間に抜かれると

恐れている笑 勉強よりもトライ。これに尽きる。トライ トライ トライ。これに尽きる。

 

 

2021年は多くの人にとっては2020年以上に大変な年だっただろう。

でもその中でも、息子の誕生が光を照らして次への希望を抱かせてくれた年だった。

 

よいお年をお迎えください。