旧正月がある(というかこれがメインの正月)台湾では
来週の土曜日から、長期休みに入る。一年が終わり、新たな一年が始まる。
現状、3人体制でも徐々に人手が足らなくなってきているほど
業績は好調で、お米というリピート性の高いものを扱っている以上
大きく売り上げが落ち込むことは可能性としては低い。
が、正直心のどこかで慢心している部分があった。
「神は細部に宿る」ということを以前(だいぶ前)ブログで書いたがまさに
その観点が抜けて落ちている。このままではどこかで一気に崩れ落ちる可能性があり
強い危機感を感じる。
今、欠如している項目としては
・お客様へのカスタマーサービスの充実
(米の炊き方、糠のサービス、米種類による説明、配送の正確性、スピード)
・従業員への福利厚生
有休取得の推奨、オフィス設備(未だにあまり綺麗とはいえないスペースでやっている)の
リニューアル
・従業員の働き方
キャリアの方向性、チームとしての目指すべき方向性の共有
これまでは、①売り上げ拡大 ②コスト削減 による損益分岐点越えのステップを
重視しすぎていた。分岐点を超えた今、特に「②のコスト削減」を意識するあまり
お客様へのサービスの質や、従業員への目ぐばせが甘くなっている。
ここから次のステップにいくには、もっと大きな視点でレバレッジきかせて
拡大していく必要がある。そのためには、コスト優先ではなく。従業員に生きがいがあるように
働いてもらい、お客様へのサービスクオリティを高め結果的に、売り上げが拡大することで
増大するコストの影響を差し引いても成長している、という構図を描かないといけない。
目の前のアップダウンの波にのまれないように、2歩先もみながら経営者としてやっていく。
気持ちを引き締める。強い危機感を常にもって。