日本人であることの強み | No Border 生きる。ベトナムで。

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自分は自分でしかない。 I'll be there.

日本人は、自分の意見を言わないとか、安定志向が強くリスクを
取らないとか、(もっとスキル的な面で)英語ができないとか、
日本人がイケてないという主旨の論調をたまに目にすることがある。

ただ、僕自身海外にいて感じることは「日本人はある意味最強ではないか」ということ。
日本人であるが故に、幼少の頃から身についた思考や行動様式は
外国の人が、一朝一夕で身につけられるものではない。
そうした強みをもっと活かして外にだしていけば、海外でも十分、いや
かなりの確率で勝負に勝てると思う。

ベトナムに住んでいた頃は、ホテルや飲食店の接客がいくら不適当でも、
荷物が届くのが、当たり前に遅れても「ここはベトナムだから」と
思考停止状態になっていた。

ベトナムだから、というのは他の先進国ではそうではない(だろう)という
意味だが、ここ台湾ではどうか。実は台湾でも日本では考えられないような
質のサービスが普通にある(日本と比較すると、という話で)。
例えば、宅急便。日本なら宅配が遅れたり、ましてや途中で荷物破損があった場合は
送り主などに連絡が入る或いは届け先に配送側のミスだと説明があるだろう。
でも、台湾でもある業者は非常に荷物を乱暴に扱うし、配送が遅れても何の連絡もない
ことがある。

もし、日本と同じ配送レベルを台湾で実現したら多くの顧客はそちらに移るだろう。
(それができないのは、やはり働く人の多くが日本人ではなく教育が難しいから)

日本人が当たり前と思っていることは世界では常識ではない。
それは認めた上で、一方で日本のサービスレベルを世界で実現できれば
驚くような高い満足度を実現させることができるのではないか。

日本人は元来身についている、相手への気遣いのレベルが高い。
そこに、”努力すれば身につく”コミュニケーション力や、言語力、スピード力を
上乗せしていけば、冒頭で述べた「最強の人種」になると思う。


日本人は、もっと自信を持つべき。
僕自身も、世界に日本人を、そして日本をもっと発信していきたい。