変わり続けるものが変わらずにいられる | No Border 生きる。ベトナムで。

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自分は自分でしかない。 I'll be there.

つい最近ですが、なにかの雑誌でみた表現です。
これだけ変化の激しい時代、周囲の変化に適応し
自らも変わっていけるものこそが変わらずにいられるという
逆説的な意味です。

変わることは恐いと思います。
それまでに得たもの(地位、評判など)を手放すことさえあるからです。
でも、個人的には「変わらないことの方が恐い」と感じています。
井の中の蛙じゃないですが、気づいたら世の中から置いていかれていたという
状況になってからでは遅いのです。日本にいると特にそうでしょう。
なにせ、日本自体が蛙みたいなものなので常に世界の動向をチェックしていないと
不安になります。

とりわけ人材力についてはずっと危惧していたことでした。
ネットやTV、新聞などでいくら
「米国大学留学者数が減少」とか
「アジアの若者はハングリーで向上心が高く日本人学生より評価が高い。」とか
「グローバル化に向けて社内英語化」といかいう

話題を見ても表面的な理解に留まりなにか他人行儀、つまり本当に自分にせまる脅威と
して実感値として捉えられていない部分がありました。

自分事として考えるにはどうすれば良いのか?
人によると思いますが、僕個人の例で言うと海外にいってみるとか外国の友人を
つくり定期的にコンタクトを取るとか、外国人が多いコミュティーに所属して
議論を交わすとか、半ば強制的に世界を感じざるを得ない状況に身を置くことが
重要だと考えています。

今いる環境が”仮に妥協しても問題ないが努力次第で成長できる”よりも
      ”やらざるを得ないので自身の能力を上げないと生きていけない”

環境の方が怠け者の私には必要だと考えています。
いずれにしても変わることは生きていくために不可欠であり
変わるための手段なり環境なりも受動的ではなく能動的に獲得していく
姿勢が大事だと思います。

人の体をつくる細胞は一定の周期で全て入れ替わるといいます。
つまり、ある期間前と後で全く違う(変わった)自分が存在しているとも
いえます。

変わり続けるものが変わらずにいられる。。

変わることを恐れずに、より良い自分になるために
努めていこうと思います。