玄子的武侯祠へようこそ！
「孔明先生」といえば
玄子（げんし）です。
魂が抜けるレベル！千年前の孔明先生の「出師表」ここにあり！！
って記事がありました。
せっかくなので
写真を拝借しました。
千年前といえば唐の時代。
孔明先生はそれよりも前の
三国時代に出師表を書きました。
ってなると。
中国の人でも
書道も孔明先生のことも
よくわからない人は
「え？孔明先生が
唐の時代の書体で
出師表を書いたの？
ドユコト
」
」と戸惑いコメントを
されていましたが
確かに！
紛らわしいですよね。
とりあえず、これ、
孔明先生ご自身が
書かれた本物ではないのです。
って一言が抜けてるので
誤解を招いてしまったのです。
孔明先生が好きな人は
「唐の時代に誰かが
孔明先生の出師表を
臨書したんですね」
って思います。
書道が好きな人は
「これは趙孟頫（fu)っぽい
風格がある！！
が！！
彼はかつて、
陸柬之に
師事したことも
あったとか。
ってことは、
これは陸柬之が
書いたのかもしれんぞ！」
なんかもう、、、
専門的すぎて
全然ついていけませんわ！
ってなコメントを
繰り広げていました
強者に至っては
この唐の時代の貴重な作品を
紹介している記事へのコメントで
どうよ？
評価よろ〜
」
」自分の作品を
堂々と展示。
それに対して
「この文字のここは、
もう少し深くゆっくり
入れたほうがいいと思う」
とか。
それはそれで
盛り上がっているのです。
う〜む。
ますます
着いていけなくなったぞ
日本でよく言われる
「小学生にもわかる言葉で」
ってのに慣れると
何かと色々、
あまりにも専門的すぎて
「こんな境地まで辿り着けるんだ〜」
ってのが伝わってきて
寧ろ快感です
出師表の臨書といえば
岳飛が臨書した作品が
とっても有名。
ですが、
今回の臨書作品も然り。
この類の話を見聞きすると
我、とっても思う。
これ臨書した人ってさ、
孔明先生ご自身が書いた
超絶本物を見ながら
書いたんでしょ？
科捜研が鑑定したら
孔明先生の指紋が
検出されるであろう状態の
超絶本物を見ながら
書いたってことでしょ？
どんだけ幸せなのさ！？
今現在、
蜀の地のどこかに
密かにひっそりと
埋蔵されていたり
しないのでしょうか？
出師表だけじゃなく
唐の時代は
孔明先生が描かれた
絵画も成都城にあった
という噂も！！
ちなみに
私が個人的に好きな
「出師表」の字体は
成都武侯祠にあるこれ！
トキメキが止まらん、
堪らんですな
ってことで！
出師表は三国時代に
諸葛孔明先生によって
書かれたものです。
それ以外の時代の
出師表は全て
「臨書」ですので
混乱されませぬように〜！
今日のご縁を
ありがとうございました！
玄子（げんし）