玄子的武侯祠へようこそ!
「孔明先生」といえば
玄子(げんし)です。
孔明先生のご生誕日は
成都の花茶で
「以茶代酒」なお祝いをしました。
孔明先生とお茶といえば
雲南地方では、孔明先生は
「茶祖」としても有名です。
孔明先生がこの地に
普洱茶を伝えとされており
普洱茶といえば孔明先生!
なのです。
ってくらい
孔明先生と雲南のお茶は
密接な関係にあるのです
特に西双版纳にある
孔明山は名勝の一つにもなっていて
なんとなく孔明先生の横顔っぽくね?
ってのが名前の由来なんだとか😅
ですがそれ以上に人目を引くのが
孟獲石!!
山に浮いてるみたいな岩が孟獲石。
孟獲と孔明先生の戦いを経て
広まった普洱茶。
普洱茶を飲むときは
孔明先生に想いを馳せてみては
いかがでしょうか?
本編はここまでっていうか・・・
「孟獲って誰?」
孟獲っていうのは
今の雲南地方を治めていた人。
馬が活躍する三国志の中で
雲南省の少数民族と力を合わせ
象とか虎を率いて
あの手この手を使って
孔明先生に戦いを挑み
敗れても
「あれはちょっと油断したからだ!
次があったら絶対に負けん!」
何かと色々
言い訳をしては
負けを認めない頑固者。
いい加減にしなさい!
と思うのですが
「だったら、もう一度挑戦してみろ」
孔明先生も、孔明先生です。
「納得するまでかかってきなさい!」と
スポ根アニメの特訓をする先生のように
七度も孟獲を釈放して
戦いをやり直させるのです
しかも、食事を与えて
しっかりおもてなしをしてから
「じゃあ、またね〜」ってノリで
釈放ってよりも
帰路に着くのを見送ったのです。
親戚の子供が遊びにきたんじゃないんだから!
そんな孔明先生もあの手この手で
いろんな発明品を
コンテストのように
出してくるので
後世の人間として読む分には
「すげ〜」って楽しめるけど
付き合わされた当事者は
キッツイですよね
慣れない土地での戦い。
さっさと成都に帰りたいのに
勝ったと思ったら
丞相、孟獲を釈放して
再挑戦させるし!
象まで舐めた面構えしてるし
ってのが7回も繰り返され
「よし、じゃあ次の戦いに備えて帰りな〜」
っていつものパターンになった時です!
「今後、二度と永遠に逆らいません!」
ついに心から服従したのです。
で。孔明先生の狙いはこれ!
上っ面の服従ではなく
心から納得して
忠誠を誓わせることが目的でした。
これを四字熟語で
七擒七縦
(しちきんしちしょう)或いは
七縦七擒
と言います。
さらに孔明先生は
漢民族の将軍ではなく
これまでに引き続き
孟獲に南方の管理をお任せ。
したばかりか!
お茶(普洱茶)とか、
農耕とか
行政の仕組みとか
暮らしに役立つヒントを伝授。
文字が読めないので
紙芝居にして伝えたのが
紙芝居の起源とも言われています。
(諸説きっとあり)
七度も戦って
孔明先生に心から敬服した孟獲は
蜀漢王朝に対してってよりは
孔明先生に対して
心からの忠誠を誓いました。
あくまでも、孔明先生に対して。
蜀が滅びるときに
何もしてくれなかったって
言われたりもしますが
「だってさ〜、
俺たちが命を懸けて戦って
心底惚れ込んで
忠義を誓ったのは
諸葛丞相だもん!
劉禅陛下とか、
どうでもいいもん!
丞相がいないのに
それに漬け込んで
反乱起こさないだけ
まだ良くね?
諸葛丞相との約束守ってる」
って感じだとしたら・・・
その気持ち、
痛いほどわかるぞ、孟獲( ̄∀ ̄)
そしてここで我、
現実に返って気づけば!
ブログがすっごく長文になっていた😂
言い訳すると・・・
三国志系のネタって
(歴史物全般かも)
短いとつまらないんですよ!
面白さが炸裂する前に
人目と文字数を気にして
強制終了ってのは
なんか違うよねって思うので
遠慮なく長々と
書かせていただきました。
ここまでお付き合いくださった方
誠にありがとうございました〜!
このご縁を機に
孔明先生に親しんじゃってください!
玄子(げんし)