諸葛孔明先生への尊敬愛だけで
人生に奇跡を起こして31年の玄子(げんし)です。
明日で東北太平洋沖地震から12年。
「復旧の目処は立っていません!」
停電が続く中、
ラジオから繰り返し流れる絶望的な時間。
私の愛琴は最悪の事態を考えて
(それを覚悟させるくらいの状態)
福岡の琴友に愛琴を託すべく
ケースに入れて避難させていたので
とても弾ける状態にありませんでした。
そんな時に私を救ってくれたのは
それでも、やっぱり
孔明先生も愛した古琴の音色。
明るさを求められない中でも
救いようのない暗闇の中でも
静かに落ち着いて
息ができるよう支えてくれた古琴。
そんなことを回想しながら
今回、お届けする古琴の名曲は
中国の春秋戦国時代には既にあったと伝説される
「陽春」
音が小さめですが
絹弦ならではの
柔らかさと温もりはまさに陽春そのもの。
心と耳を澄ませてお楽しみください
陽春のような、暖かく優しい心
大事にして生きたいですね。
今日のご縁をありがとうございました〜。