ルーブル美術館へ2度行ったことがあるけど
世界史に興味がないせいか
「あ〜これがあの有名な作品か」
「教科書で見た通りだ」
「モナリザ大人気あるね」
って印象以外、特になく
絵心ないとザッとこんなもんかと
残念な自分を思い知りましたが
中国画家の作品に心から感動した今日この頃!
三国志でお馴染み・諸葛孔明先生の
文霊(あやだま)を
現代生活で活用するヒントにしてお届けしている♪
諸葛玄子です。

孔明先生の文霊(あやだま)
気持ちや立場が分かってもらえず
心や名誉が傷つけられても
感情的にならず
自分を見失わない忍耐力を養おう
原典*諸葛孔明先生著『心書』
心譯*諸葛玄子
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私が彼女の絵に感動したのは
彼女の耐え忍ぶ強さ、忍耐力に
驚愕、心服したから、
かもしれません。
今回、どうしてもご紹介したいのは


ここから先の彼女の実話は
文革の被害に遭い
耐え難い箇所があります。
若かりし頃、愛する旦那様に捧げた詩の中に
「たとえ月がなくても
灯火がなくても
想い合う二人の心があれば
それだけで(二人の)世界は
明るくなる」
的なことを書きました。
旦那様はその後まもなく
台湾へ赴任を命じられ離れ離れに。
で。それから20年後の文革で
旦那様が台湾に赴任していることと
詩の一文
「月がなくても、灯火がなくても」
の部分が問題視され
(新しい中国が始まるのに、
光という新時代の象徴を
否定したとこじつけられ)
「暗闇が好きなら
明かりは要らないだろ!」と
片目を殴り潰され、
失明させられてしまったのです!
それでも彼女は
「何を言っても
彼らの神経を逆撫でするだけだから」と
恨み言一つ言わず怒らず
罪を認めて批判を受けながら
仲間たちが次々と
あの世に逃げ場を求めて旅立つ中
文革の暴風雨を生き抜きました。
その後、中国の絵画界を引退し、香港へ移住。
すると30年離れ離れになっていた間に
台湾からアメリカに移住していた
旦那様から手紙が届いたのです!
彼女は当然、すぐに渡米。
二人は30年ぶりに
アメリカで感動の再会を果たし
二人はそのままアメリカで
幸せな晩年を過ごしたそうです
最後の最後に報われて本当によかった!
文革に負けず頑張って生きた彼女が
愛する人と幸せな状態で
穏やかに人生を終えられて本当によかった・・・
って彼女の人生を思うと
彼女の作品の重さが深いのです。
非凡な才能の持ち主だった彼女ですが
失明させられても恨まず、自分を貫き
自分の人生に奇跡を起こした忍耐力も
並々ならぬもの。
忍耐力で乗り越えねばって時は
彼女の人生を思い出して
頑張って生きたいですね!