諸葛孔明先生の私淑弟子・玄子(げんし)です。
孔明先生の影響で、孔明先生が愛した楽器・古琴を学びました。
その古琴は20世紀まで琴と呼ばれていました。
その後、色々な琴と区別すべく、最も古い琴を古琴と呼ぶようになりました。
古琴呼ばわりはつい最近の出来事なので、
福岡に住む古琴友達は頑なに古琴を「琴」と呼んでいます。
その古琴(琴)を練習するときは、练琴(練琴)
古琴を弾くときは 弹琴(弾琴)。
練琴、弾琴と言ったら、古琴以外に有り得ないと思いきや!
琵琶や二胡といった中国の弦楽器だけに留まらず
ピアノ(钢琴/鋼琴)やギター(吉他)に至るまで
弦楽器を練習するときは一律、練琴。
弓を使う楽器を弾くときは弾琴ではなく拉琴。
弹/拉の動詞は違えど、楽器そのものは琴呼ばわり
とはいえ!これもまた乱世の定か
古琴は中国で最古の弦楽器。
琴の古代文字は古琴を現しています。
人間界で言うなら、弦楽器の高祖にあたるのです
なので・・・他の弦楽器も古琴に敬意を払っている、、、のか??
ピアノやギターでさえも、琴になっちゃうんだから凄い
ちなみに、最近の古琴の値段の相場は100万元だとか
日本円換算でざっと、1700万円
相場を聞くたびに爆上がりしている古琴の値段。
20年前までは、
最高峰の古琴でも30,000元(50万円ちょい)だったと言うのに、、、。
あな恐ろしや
今の中国では、この値段で購入できる人が普通にいるってことですよね。
ちなみ2、私の愛琴は今から20年以上前に古琴の師匠から弟子優遇価格で
1万元のところ、6000元(当時10万円)で購入しました。
これでも、かなりの大奮発。
古琴の魅力を知らない友人には
「そんなお金あったら、もっと色々なことできるのに」と言われたけど
あの時に古琴学んでよかった〜〜〜!買ってよかった〜!
今だったら、成都にいたとしても、絶対に無理!
ってことで。
中国語で普通に練琴、弾琴と言う前に!
琴とはそもそも、なんぞや?って興味を抱いてくれると嬉しいです!
今日もお付き合い頂き、ありがとうございました。
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*文霊(あやだま)とは?
時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている文字には霊(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。