私淑派三國志・代表の玄子(げんし)です。
今日は琴曜日。
孔明先生や周瑜殿を始めとする文化人が普通に教養として嗜んでいた古琴の曲を鑑賞します。
今、三国演義の原文を書き写していますが最初に出てきた知っている人は、蔡邕さんでした。
画像は拝借しています。
時は後漢末期。
張角が出てくる前に漢王朝やばいよ!ってことで色んな不可解な現象が起きます。
普通は起こらないことが普通に起きるようになっていました。
で。さすがにそれまでボケ〜としていた帝もやっと気になり、
「さて問題です。近年、都を中心に勃発している不吉な現象はなぜでしょうか?」
と原因を臣下に聞きました。
すると、蔡邕さんが
「宦官が政治に口出ししてるから!」と大胆にもマトモな陳述書を上奏したのです。
残念ながら、宦官に告発文を発見され、無実の罪を着せられて罷免されてしまうのですが、、、。
乱世にありながら自分の意見をはっきり言える蔡邕さんは、古琴の才能もずば抜けていました。
今回ご紹介するのは、蔡邕さんが作曲した一曲。
因みに、古琴の楽譜ってこんな感じです。
嗚呼、見るだけで気持ちいい←変態!?
蔡邕さんは後に、あの董卓に見込まれてしまいます。
でも、人格者なので董卓であっても殺されたことに心を痛めて泣いたら、、、
それを理由に投獄され、命を絶たれることに
平和な時代に生まれていたら、もっと多くの古琴曲を遺していたこと間違いなし!!
でも、あの時代だったからこそ、人を惹きつける、心に訴える曲を作れたのかもしれませんね。
今年の春は遊びに行けなかったけど、古琴の音色に時空を超えて春に遊んでくださいね!
三國志な琴曜日のご縁をありがとうございました!
玄子(げんし)