象に乗ってボケ〜っと散歩してみたい三国志作家の玄子(げんし)です。
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象って動物園でしか見たことはないのですが大きくて、優しい動物というイメージがあります。
が!!!
三国志に出てくる象は違いました!
っていうか、え?象が出てくるの?って思いますよね

実は既にドラマ三国演義にも出演経験あり!
これドラマのオープニングですが、象が出てきます。
可愛い顔して戦場にいるのです。
本人的には行きたくなかったと思いますが、馬を駆使する時代に象って!!!
誰やねん、三国志の象使い!
象が三国志の舞台で何をするんじゃいってかなり気になると思います。
そんなに気にならなくても、今日のところは気になりましょう
ちゃんと気になったでしょうか?
三国志に象が出演するのは後半です。
玄徳殿が崩御して数年後。
孔明先生は南征しました。
今の雲南省とかあの辺りです。
孟獲が何度も孔明先生に戦いを挑んでは負け、放免してもらってまた戦って、やっぱり負けてを七度も繰り返した、あの戦い。
自力では勝てそうになかったので、仲間に協力を要請した孟獲。
その時に象がやってくるのです。
画像は横山三国志から拝借いたしました。
馬ではなく象に乗って登場!!!
ペットは飼い主に似る、と言われますがこの象の面構えをご覧ください!
とっても悪そうな顔をしています



弓矢なんて気合いで吹き飛ばします。
ここまで来たら人も象も、もうノリノリ



しかも、象だけではなく虎とか猛獣まで操る始末!!!
普通なら勝ち目はないと思いますが!!!
孔明先生はなんと!!!
事前に猛獣対策をしていたのです。
人には人を、猛獣には木獣を!ということでいつの間にか作らせた猛獣ならぬ木獣。
木で作った獣に火を吹かせて猛獣を撃退し、あとは人間同士が戦って蜀が勝利しました!

念のために作っていた木獣をいつの間にか成都から運んできていたなんて!
孔明先生の叡智の深さが勝利!
書物で何となく、伝説的に猛獣使いがいるって噂を知ったらしいのですが、
「ふ〜ん、変なの。ガセネタじゃない?」で終わらせない孔明先生。
三国志を読んで「お!?」と思うことがあれば忘れないうちに行動に移す習慣をつけたいですね

ところで!火を吹く木獣に負けても、まだ負けを認めない孟獲。
次に援軍を要請したら、その人も象で登場しました。
しかも、河を渡ってきています。さっきの象とは別

で。この戦でも孟獲は負けて、最終的に7回負けてついに心から孔明先生に服従したのです。
もう二度と、歯向かいません!
象もこの時の様子を見守っていたようです

こうして孔明先生は孟獲に心から慕われるようになりました。
蜀の劉禅にってよりは、孔明先生に服従って感じかと。
私が孟獲だったら、劉禅はヤダけど、孔明先生になら!!って思います。
ってことで!
三国志の時代から象はいましたってお話でした

今日も三国志と象のご縁をありがとうございました!
私淑派三国志代表
玄子(げんし)
