三国志作家の玄子(げんし)です!
今日は琴曜日。
孔明先生や周瑜殿を始めとする文化人が常識レベルで嗜んでいた楽器、古琴を鑑賞する日です。
今回はこちら
關雎(Guanju)
詩経発の一曲。
ネット上での説明によると
(詩経の第一篇の名。その詩の冒頭の「関関雎鳩」の句の略。「関関」は鳴く声の和らぐさま。
「雎鳩(しょきゅう)」はみさごで、夫婦仲がよいとされる水鳥。
詩は五章で、君子と淑女の愛情をうたっている) 夫婦の道のこと。
また、夫婦が和合してかつ礼儀正しいこと。
だそうです。
なんか色々書かれていますが、礼儀正しく仲良し夫婦ってところでしょうか。
モデルとなった夫婦は文王ご夫妻。
文王って誰!?って言うと、周王朝を開いた偉人。
覚えておいて損はないと思います。
古琴は元々、五弦でした。
のちに、文王が第六弦を、息子の武王が第七弦を付け加えたことにより七弦琴となって今日まで続いています。
玄子(げんし)の愛琴↑臥龍にござる。
せっかくなので、詩はこちら!
關雎
關關雎鳩,在河之洲。窈窕淑女,君子好逑。
參差荇菜,左右流之。窈窕淑女,寤寐求之。
求之不得,寤寐思服。悠哉悠哉,輾轉反側。
參差荇菜,左右採之。窈窕淑女,琴瑟友之。
參差荇菜,左右芼之。窈窕淑女,鍾鼓樂之。
詩経に興味の湧いた方はこの機会に詩経と親しむのもまた一興。
探せば探すほど色々あります
旧暦五月五日の端午節に向けて今から屈原さんとお知り合いになるもよし!
中国文化の基本から入るもよし!
トキメキから攻めるもよし!
自分の好奇心に合わせて興味のあるものから学ぶと楽しいかも。
琴曜日のご縁をありがとうございました!
体に気をつけてお過ごしください。
玄子(げんし)