今日は「關帝磨刀日」 | 【諸葛孔明先生】って知ってる?

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孔明先生一筋34年★【武侯墓公認】孔明先生の回し者・玄子(げんし)が「古代漢字✖︎剪字」で現代に甦らせる!孔明先生の文魂(あやだま)

玄子(げんし)です。

今日は旧暦の五月十三日。

 

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關帝磨刀日

 

関帝、関羽様が太刀を磨く日、、、、

ってなんですか、そりゃ!?

 

三国志の時代だったら関羽様以外の武将も毎日のように武器を磨いていたでしょうよ!

 

って言いたくなりますが、この話は関羽様が、天に還って時代もかなり経った時のお話。

 

関羽様が神様的存在になってからです。

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有る時、雨が一切降らず、日照りに悩まされる日が続きました。

 

そこに孫策殿と于吉仙人が現れるのは三国志の話ですが、今日は関羽様。

 

人々の嘆き悲しむ声を聴いた関羽様は、早速何とかせねばと天の神に掛け合ったところ、原因が蛇の妖怪っぽいものであると突き止めました。(妖怪の内訳は諸説有るので、想像にお任せします)

 

むやみに殺生はしたくない関羽様は、蛇に言葉で忠告を与えましたが、蛇は一向に悪さをやめません。

 

それどころか雨が降らずに地上で疲弊している人々を見ては、喜んでさらなる天災を与える始末。

 

すると、それまでは神様として静かに?大人対応をしていた関羽様ですが、蛇の悪行が、封印していたはずの熱い魂を蘇らせてしまったのです。

 

そう。蛇は怒らせちゃいけない人を怒らせちゃったのです!

 

「殺生はせぬと決めていたが、、、やむを得ん!」

関羽様はそう言うと、久々に相棒の青龍偃月刀を持ち出し

 

「暫く使っていなかったからなぁ」

蛇の前で刃を研ぎ始めました。

 

その刃を研ぐ音は、まるで雷雷

蛇はこの時になってようやく、関羽様がどこの誰だったのか思い出しましたゲッソリ

 

「ご、ごめんなさい!!!!!」

蛇は太刀が研がれる音を聞いただけで改心し、ただちに悪行をやめて恵みの雨を降らせました。

 

そして、太刀を研いだこの日が旧暦の五月十三日。

 

今でも、この時期に降る雨は、関羽様が太刀を研いでいる時に使った水、雷は、刀を研いでいる音とされています。

 

当然ですが、この伝説が史実じゃないとか、この時期は気象的に見ても〜とか、そんな興醒めする次元の話じゃないのです。

 

中国の人にここまで慕われている関羽様と、人々の想い。

 

ちなみに今日のこの關帝磨刀日道教のメルマガで知りました〜。

 

色んな方面から三国志文化を紐解いて、英雄たちに学ぶ、亦嬉しからずや〜!ですね。

 

雨を通して関羽様に感謝出来る気持ちって、上から目線であら探しや揚げ足を取ることよりも、ずっっとずっと、貴いと思いませんか?

 

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今日もお付き合いいただきありがとうございました〜!