51 罠の前の餌は旨かった | 一日一剪*孔明先生に学ブログ/諸葛孔明先生を尊敬愛して33年!文霊(あやだま)想作家・玄子

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今日はどんなかんじ?6000年の歴史を持つ10万字の中から孔明先生に選ばれた漢字とは?情熱と志に生きる「熱志者(ねっしんじゃー)」なあなたを応援してくれる一文字を文霊想作家・玄子(げんし)が古代漢字で剪字ます。

諸葛孔明先生に私淑(ししゅく)している

文霊(あやだま)想作家の玄子(げんし)です。

 

孔明先生との時空を超えた

奇跡の絆物語は

孔明先生への信(中国語で手紙)と題して

私の人生に起きた実話をお届けしています。

 

留学編の目次は、こちら です。

最新話は

50〜これはきっと、罠だ!!!〜

 

***51***

 

鎮江は本当に良いところでした。

部屋の中にネズミやコウモリが出ることを除けば

何一つ、不満のない至れり尽くせりの日々。

 

学生も日本語を学ぶ志望動機が

*日本へ行きたいから

*留学予定だから

*日本文化に興味があるから

といった、教え甲斐のある人たちばかり。

 

「頭が悪いからです」って人は

一人もいませんでした。

 

鎮江の仕官先は個人経営だったので

日本人教師が直接日本語と日本文化を

教えますよ〜〜って広告までいつの間にか出され

その結果、学生が一気に増えました。

 

授業以外にも仕事を頼まれたりすることもありましたが

なんと!!!給料とは別にちゃんとお金が出る!

他に感謝の気持ちを込めての食事まで!!!

 

これはもう、罠でしょう!!!

って思っていたら

やっぱり罠でした。

 

それまで他の学校に行っていた学生まで

一気にどば〜〜〜〜っと来てくれたので

他の学校からしたら

 

お客さんを一気に持って行かれた感じに。

そして、彼らが目をつけたのは

どこから情報を得たのか知らないけど

(これが怖いよね)

私と同僚のビザが仕事用のビザ

いわゆる、Zビザにまだなっていなくて

これから申請するところ、だったのですが

 

ライバル学校がどうやって手を回したのか

私と同僚に対してビザが下りないように

しちゃったのです。

 

これはもう、広告が悪い!タイミングが。

順番が逆です!!!

 

ビザが下りる前に堂々と仕事しているって

書いちゃったようなものだから

そこにつけ込まれたら、どうしようもないのです。

私と同僚は、あいや〜〜〜〜

これは三國志の謀略の世界ですなぁって

客観的にことの成り行きを見守るのみ。

 

その結果ー

52〜まさかのブラックリスト入り!?〜