諸葛孔明先生ファンクラブ日本代表・玄子(げんし)です。
前回から始まった
春節特別企画!
ブログで旅する中国放浪の旅。
此度の目的地は孔明先生の生まれ故郷、沂南です。
青島から孔明先生の生まれ故郷である沂南へ行く長距離バスは
途中、諸県のサービスエリアで休憩。
ここには昔、恐竜も居たらしく
だから孔明先生は臥龍なのです!と言いたいところですが
今回ご紹介するのは
諸葛家の由来。
と言うのも
もともと、孔明先生のご先祖の姓は葛でした!
複姓諸葛ではなく、葛。
葛姓だったご先祖時代に住んでいたのが
ここ、諸県だったのです。
その後、ご先祖の葛さんは
孔明先生の出身地となる
陽都へ移住しました。
そしたら!そこには別口の葛さんもいて
住民の間で混乱が生じてしまったのです
そこで!町内会で話し合うことになり
諸県から来た孔明先生のご先祖を
諸県から来た葛さん
諸県の葛さんってことは
それって
諸葛さんってことで
諸葛姓が誕生しました。
地元の人が一生懸命、協力し合って新たな姓を決めてくれるって
なんか、微笑ましいですね
諸葛家の領民に愛される気質はここから始まったのかもしれません。
それだけ葛さん騒動が大変だったのかもしれませんが^^;
ちなみに♪
「諸」って漢字そのものは
もとは「書」、祝詞に関係があり
「葛」は祭祀に関係があったとか。
今でも全国の武侯祀で崇められている
孔明先生を連想させる「諸葛」姓の漢字ですね
さらに!本当にどうでもいい話ですが
劉禅氏(孔明先生を三顧の礼で迎えた玄徳公の息子
蜀漢王朝の二代目の皇帝。幼名は阿斗)は
孔明先生を「葛侯」と呼んでいたとか。
人が諸葛だって言ったら、諸葛丞相でいいのに・・・
そんなことしているから孔明先生に
「劉禅陛下は世間話的な話題はすっごく乗ってくるのに
政治の話や国家の話になると途端に興味なくされるのは
いかがなものかと・・・
せめて、臣下の話に真剣に耳を傾けてください」
と言われるのでは??^^;
そんなことを思い出しているうちに
トイレ休憩の時間も終了。
バスは再び沂南に向けて再び走り出しました。
そしてついに!!
孔明先生の出生地に到着。
既知の土地であればバスに乗って移動したいところですが
初めての土地に加え、荷物もあるので
タクシーに乗ってホテルへ行きます。
※荷物があってスムーズに
身動きが取れない場合は
スリに遭いやすいので
タクシーがお勧めです。
今回は日本でも有名なサイトを利用して
「諸葛」姓を名乗るホテルを予約。
なぜなら、諸葛だから
サイトで見た写真が素敵だったので
テンション高く
「ここのホテルによろしくです!」
タクシーに乗り込みました。
この時はまさか、
あんな無惨な現実が待っているとは
露知らずワクワクしながらホテルへ向かいました。
「住所だと、ここだよ」
タクシーが停車したのはー
孔明先生の生まれ故郷で待ち受けていた
最初の試練とは??
月曜日に続きます>>>
自分事だと、ここからが波乱万丈ですが
他人事だと、ここからが面白くなります