孔明先生の文霊に初めて触れたのは

三国志と出会った中学一年の夏
読書感想文に選んだ出師の表でした。
第一印象は
( ̄□ ̄;)なんて謙虚な方なんだろう

でした。
天下三分の計を実現させて
丞相になった孔明先生のイメージは
敵を挑発したり
怒らせたりする印象が強かったので
孔明先生ご自身が書かれた
出師の表を読んだ時

踏み入れてしまっていたようです。
謙遜は美徳ではない!
という風潮が強くなっていたから
余計に、響きました。
孔明先生は言うまでもなく
不羈の才 の代名詞。
↑読み方、意味はこちらの記事に書いています♪
孔明先生にとって
謙遜は徳の現れだった気がします。
だからこそ、謙虚な態度が
部下や将兵を無言のうちに
指導、教育

していたのかもしれません。
あの諸葛丞相でさえ
あんなに謙虚なんだから
これくらいのことで自惚れて
傲慢になってはいけない、と
思わずにはいられなかったはず!
そう思えなかった人は
どんなに才能が有っても最後には

魏延さんのように残念なことに……。
孔明先生に近づくのか
魏延さんに近づくのかは
個人の自由ですが
自分に無いものを
持っている人に出会ったら
謙虚に耳を傾けられるようにしたいものです♪
玄子