台湾の人気温泉観光地 盗撮被害が多発

温泉施設などで被害が多発している卑劣な盗撮事件。日本では各地の温泉施設で被害が報告されています。また、手口も高性能望遠レンズを使用するなど巧妙化していることが伝えられています。こうした盗撮被害ですが、世界的にも有名な台湾の温泉地でも大きな問題となっているのです。

台湾メディア・中華電視（3月26日）は、台湾台北市の人気温泉地・北投温泉で盗撮被害が多発していることを報じています。

3月に入り北投温泉では各地の温泉施設で盗撮被害が増加しており、盗撮された動画はネット上に投稿され、有料でダウンロード出来るようになっていたのです。これまでに10名の被害者が確認されています。

温泉での動画が投稿されていたのは、2012年に作成された有料会員制サイトで、会員登録は約16万円でした。この有料会員サイトには以前から違法に撮影した盗撮動画などが投稿されていたと言います。

台湾の人気観光地で発生した悪質な盗撮事件。観光産業で成り立つ同地域では風評被害の影響を懸念する声が寄せられています。現在、台湾当局による捜査が行われています。