中国大陸2つ目のディズニーパーク 広州市が誘致に | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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2016年6月16日に開業した上海ディズニーランド。さらに香港ディズニーランドは2005年9月12日に中国初のディズニーパークとして開業しています。今年に入り、中国国内のネット上で度々話題となっているのが、中国で3つ目のディズニーパークがどこに建設されるのかという議論です。


これまで、中国では候補地として武漢や青島、成都、広州などの地域が取り沙汰されてきました。実際に武漢市政府や青島市政府は、すでにディズニー運営側と接触を始め誘致に向けた話し合いを行っていることが中国メディアでも報じられてきました。



こうした中、中国メディア・澎湃新聞(7月13日)は、広州市政府がディズニーパークの誘致に向け、関係者と接触していることを認める文書を公表しました。


広州市政府は、これまで市民から寄せられた代表的な質問に対し、ネット上で回答文書を公開し、「ディズニーパークの開業は都市全体の観光業や消費に良い影響をもたらすことになる。広州市や広州市民の未来のため、我々は現在積極的に交渉を行っている」と、ディズニー誘致に前向きな構えであることを伺わせています。


広州市は広東省の省都で、香港からも近く北京や上海に次ぐ国際都市として知られています。これまで多くの憶測を呼んできた中国大陸2つ目のディズニーパークですが、個人的には広州市が条件的に一番現実的な候補地ではないかと思います。