周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
公式ホームページ:http://zhoulaiyou.jp

中国河南省平頂山市で、馬姓の男が「善意の里親」を装い子猫を引き取り、虐待・殺害していた疑いで拘束されたことが分かりました。地元警察は4月25日、公共の秩序を乱したとして男に行政拘留10日間の処分を科したと発表しました。



報道によりますと、動物保護ボランティアらが4月19日、ごみ箱の中から目をえぐられ、喉を切られた子猫1匹を発見し、調査を進めた結果、馬容疑者の関与が浮上しました。

さらに、容疑者の自宅近所に住む住民たちの証言によって、これまでに馬容疑者へ20匹以上の子猫を譲渡していたものの、その後の行方が分からなくなっていたことも判明しました。ボランティア団体は、男が子猫を保護すると偽って引き取り、虐待していた可能性が高いとみています。男はこの4年で1500匹の猫を虐待死させていたとみられています。

また、馬容疑者の行動パターンが、SNS上で活動する虐待グループの中心人物「晴天」と酷似しているとの指摘も出ています。このグループには数百人のメンバーがいるとされ、暗号資産によって視聴者などと金銭をやりとりし、虐待方法を競うような配信行為まで行われていたといいます。警察は現時点で、馬容疑者が「晴天」本人であるとは断定しておらず、捜査を継続しています。

一方で、中国本土では一般的な動物虐待を直接処罰する刑法規定が未整備とされ、飼い主のいない野良猫は私有財産と見なされないため、多くの虐待行為が治安違反としての行政処分にとどまるケースが多いとされています。今回の事件を受け、動物保護法制の整備を求める声が高まっています。