仕事にかまけてなんとか自分の感情をやり過ごしつつ、何も言えずに今日までいました。

もう今更なのかもしれないけども、今頃ファンダムは新しいテーマを見つけてるかもしれないけども、とにかく今回のことが残念で悔しくて申し訳なくて、書いてます。


私はネットの隅っこながらSNSというメディアで発信をしている身として、自分も決して潔白じゃないなと思うんです。


言葉遣いが雑だし、時に批判的になってしまうし、その場限りで主張が一貫していない。

それが直接彼に伝わったとは思わないし、影響したとも思わないけども、胸に手を当てて考えるに、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


しなかったことを後悔していることもありますよ。


それは、彼が結婚したのを「ショック」だと表明するのは、特に奥さんの心への攻撃なんじゃないか、と思っていたけど書かなかったこと。

一般論として、結婚したのをショックと言われたら、その相手は自分を否定されたように思うよね、心を引き裂かれるよね。それをそばで見る夫も。


もちろん、彼女に対してもっと酷いことを言う人がいたのも知ってるし、週刊誌のストーキングは問題外。

でも、ごく普通の善良で悪意のないファンの間で、無自覚に普通にナチュラルに大っぴらに当然のように「ショック」「立ち直れてない」などの言葉がいつまでも大量に溢れていたことは、「仕方のないこと」なのかな。

興味ゆえに悪意なく週刊誌を読む人がいなくならないのも、「仕方のないこと」なのかな。

いつまでも、「推し活」なる消費を免罪符に彼に甘えるのは「応援」なのかな。


悪意ある人を止めるのは難しくても、せめて良心あるファンは、その知性と自制心とプライドをもってすれば、悪意のない衝動を抑えられるんじゃないかな。


でもね、私は勇気がなくてそれを書けなかった。

「リプレイ」の中に、週刊誌などを読み漁る人、依存症的なファンへの批判があったことも気づいていたし、自分の心には止めたけども、あえて書こうとはしなかった。

怖かったし、突き詰めると私自身への批判でもあったから、避けてしまった。

私はそういう弱さを本当に恥ずかしく思うし、どんなに謝っても謝りきれない。