営業は対人力 | 元営業マンの古賀芳郎が語るお仕事とOFFのヒント
 
 
 
 

おはようございます。
歴史好き営業コンサルタントの古賀芳郎です。
 
 
 

気を持たせていた桜の花も咲き始めれば、
あっと云う間に終わってしまいましたね。
 

今年は桜を見ながら街の中を歩いていて、
特に気が付いたことは、何気に外国人が
多い事ですね。
 

留学生の増加もあるのでしょうが、どうも
以前の倍くらいになった感じがします。
 

サラリーマン時代は比較的出張が多かった
ので、宿泊はよくしていましたが、この
2年くらいのホテルの取りにくさは異常
ですね。
 

連休とか休みの特別な現象かと思って
いましたが、どうも外国人観光客の
 
増加と日本の人口ピラミッドで最大の団塊
の世代の完全リタイア時代に入ったこと
も原因なんでしょうね。
 

今までの宿泊施設数ではとてもじゃないけど
この旅行者を収容できる体制になってない
ような感じです。
 

政府がどれだけ観光立国だとか、外人観光客
誘致と云ったところで、国民はバブルの時の
リゾートブームの結末の悲惨さを未だに
覚えているんですよ。
 

つまり、政府の言っている事を誰も信じて
いなかったんでしょうね。
 

投資するのは民間ですから、先の保証され
てないことに踊らされることに慎重に
ならざるを得なかったんです。
 

その結果が宿泊出張の困難さを生んだ
ようです。
 

ツァー以外の個人宿泊は大変です。
 

皆半年以上前からマジで計画しないと
泊まるところの確保が出来ない有様
です。
 

外国人観光客の数で、№1のフランスは
8000万人からの観光客だそうですから、
いったいどれだけのホテルがあるんで
しょうね・笑。
 

今の日本はやっと2000万人を越えた
ところなのにこの状態なんですから。。。
 

“いつでもフラ~と一人旅”はしづらく
なったみたいです。
 
 
 
 
 
さて、営業のお話をしましょう。
 

いままで営業の仕事に関して、事前準備の
大切さをお話して来ました。
 

まぁ、これは当然かもしれません。
 

狙ったターゲットがあるのですから、
事前準備しない営業マンはいない
はずですね。
 

でも、私が出会った手練れの営業マンたち
は、このレベルは完全に越えていた
ような気がします。
 

なにかと云うと、いま風の褒め言葉で云えば、
からだ全体から“オーラ”が出ている
感じを受けるんですね。
 

ほんの数分話するだけでその営業マンのこと
がわかると思うのですが、相手のレベル
をすぐ値踏みする営業マンの悲しい性
ですね。
 

でも、個人的にはそんなオーラを発する
ような営業マンとは知り合いに
なりたくなるものです。
 
 
 
 
 
テレビを見ているといつも思うのですが、
やはりどの分野の方でも“極めている”
人は話が面白いですね。
 

別に相手がインテリである必要も文化人
である必要もありません。
 

あの極め人たちをみているとふと
おもうのですが、、、
 

あの人たちの話はみな、しばらく聞いて
いるとその分野はなにも知らない私
でも納得できるものですよね。
 

これは話術と云う風にテクニック論で
捉えると話がややこしくなるかもしれ
 
ないですが、おそらく平易な言葉で
自分の思っていることを話せる
ことでしょう。
 

“営業の対人力”と云うのは、まさに
これで、自分がやっていることを
普通に相手に納得させることが
出来る力なんだと思います。
 

それから、あとは落ち着いて自信を
以って話していることですね。
 

私も何度も遭っていますが、どんなに
詳しく説明をしていても、どうしても
ウソ臭く思えたり、さっぱり内容が
頭に入ってこない話をするひと
もいます。
 

人はどこかでその話をする相手を値踏み
しているんだと思います。
 

そこで信頼感を与えられれば、どんな
話をしても大丈夫なのかも、、、笑。
 

“営業の押し”とか私の言う“対人力”と
いうのは、なにも特別なことではなくて、
自信をもって、相手が納得する話が
出来ることなんですね。
 

強引な態度と大きな声では決して
ありません・笑。
 
 
 
それから、もうひとつ、、、
 

人と会うことが好きになる事と、そして、
どんな人間でも好きになる事です。
 

人が嫌いでは、営業は難しいです。
 

ずい分簡単な話になりましたが、対人面談
は難しく考えないことですね。
 

じゃ、頑張ってください。