まず直面すること | 元営業マンの古賀芳郎が語るお仕事とOFFのヒント



おはようございます!
歴史好き営業コンサルタントの古賀芳郎です。







某日、師走の最中にいつもお参りしている
由緒正しい東京のお稲荷さんのひとつ、
“三囲神社(みめぐりじんじゃ)“に
行って来ました。





前にもお話しましたが、ここは享保元年から江戸に
進出した京の豪商の三井家(現三越を含む三井
グループ)の守護神とされて、江戸期には
かなり信仰を集めたお稲荷さんです。






知りませんでしたが、調べてみると、、、




東京のナンバー2の稲荷社にあげる向きも
あるようです。



因みにナンバーワンは“王子稲荷”です。





創建年代ははっきりしないようですが、社伝
によると、、、



その昔、近江の国三井寺の僧源慶が当地に
ある小さな祠を改築しようと穴を掘ると、“白狐


に跨った老爺の神像“が入った壺が出て来て、

すると、どこからともなく白狐が現れて、
その神像の周りを3回まわって死んだ。


との言い伝えがあり、そこでこの“三囲”の
名が付いたとの話です。





神社入口の“由緒の石碑”では、享保元年
に三井高治・三井高久・三井高房相議りて、
とあり、当主一族一致で守護神と

したくだりが見て取れます。



理由としては、


①本拠地江戸本町から“東北の方角”で
 あった。


②“囲”の字が三井の“井”が入っており、
 三井を守っているように見える


と云う事でした。





また、ここの主祭神は“宇迦之御魂命(ウカノ
ミタマノミコト)”で、これは伏見稲荷大社の


主祭神と同じですが、この“ウカ”と云うのは、
穀物・食物の意味で“穀物の神”、“商売の神”、
“お金”の神様であるようです。


これで、広く江戸の人々に信仰されて来たのが、
よく分かりますね。




また、ここの宮司の勧めてくれた“強運のお札”
はお財布の中に入れておくと効果が
バツグンとの話です。



それから、調べを進めると、この神社は東京の
かなり強力な“パワースポット”のひとつで
あることが判明しました。



そう云えば、先月までは何とも感じなかった
のですが、今回は境内に入ってしばらくして
から、かなり心臓が重苦しい感じがしました。



相当強力なパワーが出ているようです。
私のような老人はあまり長時間いるのは
体にさわるかもしれません・笑。




帰りにおみくじを初めて引いてみました。




実は、、、


私は東京に来たばかりの頃、会社の人には言え
なかったのですが、浅草の浅草寺で3回続けて

“凶”を引いたことがあります。



どこへ行っても良くて“小吉”どまりなので、
ほとんど、いままで“おみくじ”など気にもして
なかったのですが、この日は何かに押される
ように、なんとなく引いてしまいました。




すると、、、

なんと40年ぶりくらいに“大吉”を引きました。




これから何かうまく歯車が回り始めると
いいなあ、なんて思っています・笑。








さて、営業のお話をいたしましょう。





先般、自分で悩んでいた“営業”と云うものを
思い出していました。



つまり、営業マンとして直面していく問題
ですね。




経営者として企業を考えた時、まず最初に
考えるのは、“収益・利益”ですよね。




“この商品を広めたい”、“社会に貢献したい”、
“大金持ちになりたい”等、いろいろな思い
と理念をお持ちでしょうけど、それらを実現


する基本的なものは、企業活動が生み出す
“利益”であることは、間違いない
ことです。





ですから、最初に事業を始める時の目標は
“利益”であるはずです。




その事業の営業をスタートする時の、最初の
目標は数値化した“利益”でなければ、
いけません。




物事の話をする場合は“利益”の話をあからさまに
前面に出す起業家はまずいません。




それは幾多の事業家の先達が事業は“理念”
だと云ってるからです。





しかし、数値化されていない“理念”は絵に
かいた餠で、働く者になんの働き甲斐も
恩恵も与えません。



事業をする者・営業をする者が必要なものは
“利益”であることは間違いない真理です。






という訳で、、、



営業マンへのノルマの正体は“利益目標”で
あることが分かります。





販売計画と云うものは、この目標利益を達成する
ために企業側・事業家が用意した商品・
サービスを使って、



どう達成するかを、実現可能な状態で立案し、
その方法を開示して、事業家を納得させる
ものです。





ですから、会社側が高級外車を販売して利益目標
達成する企業を作っているのに、キャバクラの
営業企画を立てて、利益目標を達成しよう
としても、会社側は認めないのです。





あくまでも、会社側が売りたい高級外車をどんな
ペルソナにいつまでに何台販売して、目標利益を
いつ達成する計画なのか、それはどうやって実現


するのかが明確に示されて初めて、それが
あなたの営業計画(販売計画)と
して認められます。





次年度の営業目標・営業方針をあなたが会社側に
プレゼンして、それが査定されるのが、
“予算会議”・“販売会議”です。




一部には、、、


会社側で事細かに作成して、営業マン一人ひとりの
目標まで提示して、それを営業マンに“握らせる”・
“確約させる”会社もありますが、これは相当に
営業マンを人間扱いしていない企業ですね。


こんな企業からは、社会に貢献する“ビジネスマン”
は育ちませんね。



ある意味“女工哀史”と同じです。使い捨ての
道具扱いなのですから。。。





とは云うものの、、、




営業の目的は、いくらきれいごとを云っても
利益を得る事が目的であることを自覚して
おくことが必須ですね。





では、ここまで!