Bos taurus | zojurasのブログ

 

七飯町の城岱に上がってきました。

クワガタ目的だったのですが、クワガタはおらず、牛に会う事になりました・・・・・。

逆光が眩しく、あまりパノラマは撮れず。

ホルスタインが草を食んでいました。

 

牛の声が聞こえたので

見入ったのです。

「モ~!」

という声もあったか?

ここの草は、牛には美味しいのか。

道央や道東などに比べると目立たないのですが、こちらは結構、牧畜も盛んです。

こういう光景は、見るとなんだか

喧噪を忘れさせます。

こちらに視線

気になるのか?

 

人間に乳や肉を採られるのですが

牛への感謝の念を感じるようになりました。

もっとも西欧では、悪魔崇拝の象徴にされたり

ギリシア神話の怪物ミノタウロスに、牛頭の魔王モーロックや、中国の魔神蚩尤(しゅう)にもされたりと、牛達も人間の都合で、「モ~たくさん!」と思ってはいるかもしれません。

 

 

ウシ Bos taurus

脊椎動物門 哺乳網 偶蹄目 ウシ科

重要な食用家畜として古くから飼われ、そのルーツは17世紀に絶滅した原牛と呼ばれたオーロックスからだともいわれるが、はっきりした事は判らず、約8000年前にイランで改良されたものが産み出されたものからだともいわれる。平均体長はホルスタインで1.4~1.7m程になる。

肉用、乳用、更に農耕用として世界各地に広まり、人間達や、その地域に合うように品種改良されていった。そうした具合に世界中で多くの品種が生まれて分かれ、多種多様な形になっていき、ウマと並ぶ大型の家畜として、世界中で飼われ、砂漠や極地以外では見られない地域は無いほどとなっている。

そうした人類の重要なたんぱく源として、耕地を耕し、物資を運ぶ労働力として重宝されてきたが、一方で過剰放牧や増殖による草地や森林地帯への進出や破壊、その地域に住む野生動物と、人間との間の軋轢を生み出す事にもなり、そうした問題も引き起こす要因にもなっている。