函館市水産海洋研究センターでは大水槽で
このように保護されたウミガメが飼われていましたが、他に小水槽で
こちらも飼われていました。
一見すると魚には見えないですが・・・・・。
正面から見ても、その特徴が尚更
旧名イザリウオ、今の名称はカエルアンコウです。
アンコウ特有のルアー(疑似餌)が小さいので、アンコウにすら見えません。
しかし、このハナオコゼは、最近ペットでも出ているとか
見た目が面白いのも事実です。
アンコウなので、食えるらしいけれど・・・・・。
ハナオコゼ Histrio histrio
脊椎動物門 硬骨魚網 アンコウ目 カエルアンコウ科
「SEA TOAD(海のヒキガエル)」の異名を持つカエルアンコウ科の一種で、体長20cm程となる。
泳ぎが苦手で、基本的に底生生活を行うアンコウや、カエルアンコウ類の中では珍しく、遊泳しながら生活しているが、ホンダワラ系の海藻の流れ藻に紛れて、そこに寄り添って暮らすという特異な生態を持ち、ホンダワラの中に紛れて溶け込んで身を守るだけではなく、同じようにホンダワラに寄ってくる小魚を餌にして暮らしている。
動きが鈍く、鰓穴からの噴出で無いとあまり早くは進めないが、他のカエルアンコウ類に比べ、背鰭が変化した疑似餌(ルアー)部が小さく、目立たないが、これを用いて獲物を餌だと思わせて誘い出し、猛烈な勢いで吸い込んで一呑みにするが、自分と同じ体格の魚類さえも強引に胃袋に押し込んでしまうこともある程の悪食さを見せる。
見た目がオコゼの様に見えることから、この名が付いたが、アンコウの仲間なので、オコゼの様に鰭の棘に毒腺が発達している訳では無い。時折流し網にかかる場合があり、利用価値は無いものの、水族館でその姿の面白さから飼育展示される場合もある