前回出したのは、いわゆるシタビラメであり、その代名詞でもあるクロウシノシタです。
上
下
3匹買いました
そして
ツラを見ると、魚とは思えません・・・・・。
目のすぐ下に口があり、その口回りには、ヒゲのような突起が生えています。
裏から見ると、口元は笑っているかのよう。
とはいえ、ヘンテコリンな魚なのも事実で
ヒラメやカレイと比べても、異質な感じです。
真上から見ると、目が斜めに直線上に配置されています。
ここまで魚離れした顔立ちなのに、美味!という変な魚です・・・・・・。
クロウシノシタ Paraplagusia japonica
脊椎動物門 硬骨魚網 カレイ目 ウシノシタ科
俗に言う「シタビラメ」と呼ばれる魚で、ウシノシタ科の代表種となっており、体長は40cmほどとなる。
北海道南部~黄海、南シナ海にかけて分布し、同じシタビラメの仲間の アカシタビラメ Cynoglossus joyneri や、イヌノシタ Cynoglossus robustus と並ぶ食用魚類としても有名で、3種の中では最も美味とされ、口回りには、ヒゲ状の突起が生えている。
水深100m以浅の海底の砂泥地を好み、そこに身を隠して大型魚類から身を守る他に、通りかかる獲物を待ち伏せて、気づかれないように襲いかかる。獲物は主に小型の甲殻類や魚類、ゴカイ類なども好んで食べる。
その形状から、「クツゾコ(靴底)」、「ベロ(舌)」、「ゾウリウオ(草履魚)」など色々な呼び名がある。
ムニエル、フライ、唐揚げ、煮付け、刺身など、どのように調理しても味が良く、シタビラメ中最も美味だと云われている。