20年目のガンダムエックス | zojurasのブログ

『機動戦士ガンダムZZ』放映から30周年の今年は、非富野アナザーガンダムシリーズ第3作である『機動新世紀ガンダムX』からも20年目になります。

 

Xはアナザーガンダム3部作では一番好きでしたが、GやWに比べ、地味だとか、盛り上がりが無いとか、いろいろ云われていましたが、1stガンダムへのアンチテーゼともいえるニュータイプ万能論への一石や波紋を与えたり、前年まで『マイトガイン』、『ジェイデッカー』、『ゴルドラン』といった勇者シリーズを手がけていた高松信司監督のガンダムへの答えや、非富野ガンダムでは一番1stガンダムの匂いを感じさせつつ、独自の視点と面白さが着目出来ました。

 

そして記念にバンダイ1/144のガンダムエックスのキットご紹介。

番宣風ポーズから

前後

 

サテライトキャノンが長刀のようです。

サテライトキャノンを外したトコ

シールドバスターライフルはこのようにマウント

シールドバスターライフル

差し替えでシールド状態も再現

ビームソード

 

本来はサテライトキャノンの尻部分から抜き出すのですが、1/144ではオミットされています。

 

ガロード「GX行くぜえ!!

背部リフレクター展開

フリーデンから発進

殆ど素組み

 

劇中ではOP以外に宇宙を飛ぶシーンはありませんでした。

 

ガロード「月が見えた!

ティファ「あなたに、力を・・・・・・!」

サテライトキャノン展開。

ぶっちゃけ、ソーラ・レイシステムをMSサイズに小型化した必殺兵器です。

 

劇中では使用どころが制限され、使い勝手が悪い武器でしたが、それが作風の味になったと思えます。

 

ガンダムエックス

型式番号:GX-9900

頭頂高:17.1m 本体重量:7.5t 装甲材質:ルナチタニウム合金 武装:サテライトキャノン×1 地上用バルカン×2 ブレストバルカン×4 シールドバスターライフル×1 ビームソード×1 G-ビットX12

地球連邦軍がAW-01年に開発した3機のGX、GW(ガンダムエアマスター)、GT(ガンダムレオパルド)といったガンダムタイプMS中、もっともバランスに優れ、シールドバスターライフルやビームソードという具合に連邦軍のGT-6800(ドートレス)や、コロニー革命軍のPMS-006(ジェニス)とは比較にならない充実した武装を誇るが、最大の特徴は背部に搭載された月面に建設された太陽エネルギーを吸収して運用される”D.O.M.E.(ドーム)”と呼ばれるマイクロウェーブ送電基地からのエネルギー供給によって長砲身に高エネルギーを蓄積し、スペースコロニー級の巨大物体をも一撃で粉砕する”サテライトキャノン”を持つ事に尽きる。

この必殺兵器を持って対コロニー革命軍への決戦兵器として運用され、”ニュータイプ”と呼ばれる特殊技能を持った兵士をパイロットに据えており、当時15歳の少年兵だったジャミル・ニートが革命軍の行ったコロニー落下による地球潰しを阻止するために出撃。大量のコロニーの動力部を粉砕したものの、地球落下までは阻止するには至らず、大量落下によって結果、地球は1年間冬のような激変した環境に晒され、更にコロニー落下による余波だけでは無く、それらの環境激変によって天文学的な多くの死者を出すことになり、この時のトラウマによってジャミルはニュータイプとしての能力を失い、また革命軍の若きエースだったランスロー・ダウエル搭乗のRMAN-002(フェブラル)との激戦で相討ちとなり、ジャミル機は後に新連邦軍に回収され、その戦闘データの他、後継機であるGX-9901(ガンダムダブルエックス)を生み出すに至っている。

ジャミル・ニート以外に本機を操縦していたニュータイプパイロットは他に確認されておらず、またAW-15年にガロード・ラン並びに、ジャミル・ニートとフリーデン一行に奪取された機体は先代機と同じく、特殊なMS用の操縦桿である”Gコン”が無ければ運用できない特徴を持つが、機体の持つ能力を恐れてのセキュリティだったと推察される。なお、機体は北米フォートセバーン市でのRMSN-008(ベルティゴ)戦で一時大破した後、改修されたが、GX-9901入手後にはフリーデンメカマンであるキッド・サルサミルによってGコン無しでの運用も可能となった。