20周年記念電装機動変形DXウイングガンダム | zojurasのブログ

『新機動戦記ガンダムW』20周年記念で、前回に続きまして、バンダイから放映時に発売されていた「電装機動変形DXウイングガンダム」の紹介の続き。

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サブタイトル風
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パッケージ
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横長で巨大です。
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パッケージはボリュームより、横幅って感じ。
 
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ウイングガンダム
型式番号:XXXーG01W 頭頂高:16.3m 本体重量:7.1t 装甲材質:ガンダニウム合金
武装:バスターライフル×1 ビームサーベル×1 ヘッドバルカン×2 マシンキャノン×2
アビリティレベル(連合軍主力量産型MSリーオーをオール100レベルと換算したもの)
ファイティングアビリティ:130 
ウェポンズアビリティ:140 
スピードアビリティ:150 
パワーアビリティ:120 
アーマードアビリティ:130
A.C.(アフターコロニー)195にL1コロニーのドクターJをはじめとした科学者達によって地球連合政府と、その影に暗躍する秘密結社OZ攻撃の「オペレーション・メテオ」に備えて生み出されたMSで、強力過ぎる事から、その能力を恐れ、封印されたXXXーG00W(ウイングガンダムゼロ)を元にした5機のガンダニウム合金製MSの中で、もっとも原型機の設計思想を受け継いでいる。
機体の特徴は5機中唯一の可変機構を持つことにより、長距離・高速移動を可能にしたバード形態となり、それは単に航続距離を伸ばすのみならず、大気圏離脱をも行う長大な推力を得る事にもなったが、これは原型機の持つ怪物じみた力を受け継いだ賜だともいえるものである。
主砲のバスターライフルはフルチャージでは3発までしか撃てない欠点があるものの、破壊力は絶大で、一度の発射で戦艦を沈めるのみならず、発生させる衝撃波で数機のMSをも巻き込んで破壊してしまう程であり、コードネームを01(ゼロワン)と呼ばれて恐れられた。
地球連合政府に対し、クーデターを興したOZを打倒する為に他の4機のガンダムと共に送り込まれ、ヒイロ・ユイの愛機として地球へのOZ攻撃に乗り出したものの、OZの予想以上の対応の早さに追いつけず、搭乗者の意思によって自爆、大破する。後に修復されたものの、ヒイロ・ユイは以降、本機に搭乗することは無く、その機体データは鹵獲したロームフェラー財団とトーレズ・クシュリナーダによって分析され、OZ-11MS(ヴァイエイト)や、OZ-13MS(ガンダムエピオン)を生み出す元ともなった。
そしてヒイロが搭乗したOZ-13MSは戦闘解析処理思考直結装置(ゼロシステム)を搭載した事で、皮肉にもミリアルド・ピースクラフト(ゼクス・マーキスの本名)が操る親機であり、本機を生み出したかつての原型機と激突する事になり、更に本機はリーブラの主砲からトレーズを庇う為に搭乗したレディ・アンによって、その生涯を終える事になるが、それは、A.C.197でのマリーメイヤー軍の反乱を鎮圧させる為、強大な力を振るった後に、兵器放棄の為に自爆させられる残った5機の残存ガンダムが辿る運命をも予見させるものであった。

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前期OPラストカット風
  
主役機なのに、出番は少なく、しかも自爆させられたり、主人公に見捨てられるような感じに歴代ガンダムでもっとも不遇の主役機だという意味で有名になってしまいました。
 
まあ、ガンダムは最終話でぶっ壊れるってのがある意味常識化してるのですが。
 
スミ入れと設定ではあっても、玩具では塗られていない箇所を塗装。
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バスターライフルとシールド装備。
 
W関係では、変形する事を除けば、初代ガンダムに一番近いのはウイングなのでしょうね。
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装備品
 
バスターライフルとシールド、ビームサーベルです。
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シールドは二つ折りで、サーベルを収納します。
 
ただし、サーベルはシールドからは出しづらく、イライラします・・・。
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ビームサーベル
 
製品では緑色の軟質ゴムを差し込むのですが、これは3mmプラ棒を塗って再現。
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ビームサーベルを振るう。
 
でも、足首はポールジョイントでは無いので、設置性はあまりよくありません。
 
拳は人差し指~小指までが一体成形なので、パーとグーしか出せません。
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バスターライフル。
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構えるとサマになっていそうですが、いろいろ問題があります。
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横から
 
アイキャッチっぽくしようとしたら、大きな肩と両肩のマシンキャノンが邪魔なので、アイキャッチのような構図にする事は出来ません・・・。
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背部ウイングは製品まんまでは後で組み立てる方式で、回転軸もあり、こんなポーズも出来ます。
 
ただし、ネーミングの特徴であるこの翼はくせ者で、意外に目方があるために、こういう具合に翼を後方に展開すると、上半身と背部に重量がかかって、すぐに倒れてしまいます。
 
足も見た目ほど設置性も安定性も良くないので、ライフルやシールドに、この背部ウイングの重さを計算にいれたり、関節部などにも注意しないと、直ぐに後方にぶっ倒れてしまうのです・・・・・・。
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背部電池入れ
 
現在は使うことが少なくなった単5電池二本が必要で、探すのに苦労しました・・・。
 
電池を背部ボックスに入れて蓋をした後、ウイングを付けて、中央の○部分を押せば、「ゴオオオオッ・・・・・・・」という飛行サウンドが鳴ります。
 
もっとも飛行サウンドよりは、バスターライフルを発射した後の音に近い感じもしますが・・・。
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胸部には、コクピット下の四角いボタンで、センサーサウンド、頭を押すと、マシンキャノンサウンドが鳴ります。
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ごらんのように押すと、胸部のガンダム特有のインテーク部スピーカーから音が鳴り、センサーサウンドは「ブシュー!」と鳴って、コクピット部が光りますが、ウチのはここの接触が悪いのか、あまり光らなくなっています。
 
両肩のマシンキャノンは「ダダダダダダダ・・・」と鳴りながら、赤く光ります。
 
コクピット部発光も、まあ、同じなんです・・・。
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バード形態への変形は、ます頭と腰を180回転させ、シールドを背部に付け、ランディングクローを出します。
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腕を引っ込めますが、パーの状態で、指が出てるので、収納と呼んで良いのかどうなのか、微妙な感じです。
 
現在なら、超合金魂などで見られるようなどんでん返し式での拳収納方が一般的になっている感もありますが、このころは試行錯誤のようなものを感じます。
 
なお、ランディングギアはロック機構であり、MS形態時に拳を出し切った後にランディングギアを完全に押しつけないと、拳の出し入れがユルユルになってしまいます。
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足を折りたたみ、機首にバスターライフルを付ければ、バード形態への変形完了
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これがバード形態
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前後
 
全長50cm以上にも達する大きさになります。
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真横から
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バード形態では、シールドの可動ボタンで、本体サウンドの背部ボタンを押す仕組みになっています。
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翼を畳んで、高速モードのつもり
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自作アルカディア号と、DXZガンダムのウェイブライダーと
 
50cmの巨体と、1/60ウイングと、1/100Zとの違いが分かるかと。
 
なお、Zの方は、今年30周年なので、近いうちに紹介。
 
1/60同士ということで、旧ユニオン製スコープドッグとの比較。
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高さは頭部まで30cmほどで、7cm弱のドッグとはこんな差
 
ガンダムがデカイのか?ドッグがちゃちいのか?
 
しかし、前作『機動武闘伝Gガンダム』では、主役機のシャイニングガンダムとゴッドガンダムが、本機と同じ1/60スケールでDX玩具化され(他にはドラゴンガンダムまで出た)たのに対し、Wはプラモはともかく、玩具は売れ行きイマイチだったようで、DXのウイングゼロは発売されず(プラモでは1/60が出たが)、次作の『機動新世紀ガンダムX』では、とうとう玩具だけで無く、プラモまで1/60キットは発売されないでしまいました。
 
なんとも悲哀が漂うトコもある玩具なのです・・・・・・。
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以上20周年紹介ウイングガンダムでした。