舞良戸(まいらど)主として欧米に多い框戸ですが日本においては少しでも軽くする為に周囲の枠の内部に補強する意味で細桟を多く入れた桟戸が多く用いられました。その代表的なのが「舞良戸」「格子戸」「雨戸」などなど数多くある。最近はあまり必要とされなくなり「舞良戸」としては書院造の建具で框の間に板を張り、その表側に「舞良子」という桟を横に細かい間隔で入れ6ミリ程度の薄板を釘留めします。決まりごととして舞良子の数は基本奇数本とします。その訳は日本において奇数がいい数であり、中国では偶数が縁起が良いとされます。広縁の板の枚数も奇数が日本においては好まれる。